先日、百合丘ルック店が、装い新たにリニューアルオープンしました。



改装のテーマは「昭和レトロ」。




木箱入りのレトロなアイロンたちとの出会いから着想しました。


そういえば・・・

 

Mヒデ先生が昭和のアイロンは、ほぼ松下が独占的につくっていて、OEMの走りをやっていたと言っていたなあ。

このナショナルのアイロンもそうなのかも。




アイロンを購入したアンティークショップでは、まわりを見渡すと、若い人だらけ。

「昭和レトロ」は、若い世代のSNSにより火がついたブーム。

昭和世代にはどこか懐かしいものが、10代・20代には新鮮に感じられて、

「昭和レトロ」=「みんなが共感できるフォーマット」となった。

昭和歌謡曲、アナログレコード、フィルムカメラ、レトロなポスターや看板、レトロゲームなど、


80年代を中心とした昭和後半のモノやデザインがうけている。




1981年(昭和56年)に建てられた百合丘ルック店。

 

当時、私は2歳。

ルック店の3Fに家族で住んでいました。


下の写真は、1993年あたり。(この時には近くに引っ越していました。)




小さい頃は、たくさんのスタッフさんにかわいがってもらいましたね~

お正月にはお年玉までもらったりして。

小学生の低学年の頃は、1Fから3Fまでかけあがりながら、通信簿を見せてまわって褒めてもらっておりました(笑)

この看板の状態が20年以上続きました。

私が代表になったのち、コーポレートカラーを朱色(赤)に定めて、

「シャアザクのよう」と言われるくらいに配管なども朱色に塗ってもらいました。



今は、こんな感じにリニューアル。



ルック店は受付カウンターだけでなく、洗濯機などの機械も店内にあるため、受付、洗浄、染み抜き、乾燥、仕上げ、包装など、クリーニング業の一連の業務プロセスを全て経験、訓練できます。
 

(一般的な直営店は、受付、お渡しのみ。工場に配送してから、洗います。)

 

これから若い世代のスタッフが接客技術、生産技術を早期に習得できる「育成道場」としても重要な役割を果たしていきます。

 

わくわく、働いてもらえる環境を整え、新卒や若手のメンバーに仕事を楽しんで様々チャレンジ、成長してもらえたらなによりです。

 

ベテランメンバーは、次世代に技術の伝承、働く想いの伝播をしていってほしいな。

 


内装の基本デザインの変更は久しぶりで、ここまで大掛かりなのは初めてで。

デザイナーさん、施工業者さん、弊社スタッフが協力しあってなんとかかんとか、できました。

産みの苦しみが沢山ありましたが、お客様もスタッフも、喜んでくれています。

ほんと、やってよかった! 

皆様、ご協力ありがとうございました。