渡米後は、1年間の海外保険に加入はするが、基本的には、アメリカの医療機関に診療した場合は、建替へ払いが前提になる。

一部の診療機関では、建替へ払いはない、日本の保険会社を利用できるらしいが、お世話になりたくはない。

私が知人から聞いた話だが、交通事故にあい、救急搬送され、2泊入院して1500万円の請求をされた方もいたそうです。

それくらい、アメリカの医療機関への受診のハードルは高い。

 

このブログの最初にも紹介した海外赴任ガイドも医療についての章がある。

まずは、自分の健康状態を把握するために私の場合は、人間ドック的な検査を大体一通り受診をした。もちろん、医師には、渡航することを相談して、検査結果について診察をしてもらった。

次に、取り掛かったのは、歯の治療である。親知らずが生え揃っていたが、それにより歯のトラブルが絶えなかったため、出国前に全て抜歯した。歯の治療も、アメリカでは、高額な医療を請求される。

 

それから取り掛かったのは、ワクチン接種である。

私の場合は、大学とその連携機関の医療施設に入るため、様々ななワクチンを接種しなければならなかった。医療機関のワクチン接種は、国、州などで法律で定めらているようです。また、国によっては接種ワクチンは異なっているので、十分に調べておく必要があります。

ワクチン接種の有無に関しては、受け入れ機関に早めに確認をしておいた方がいいでしょう。なぜなら、接種に期間を開けて3回の接種を必要するものもある。また、全てのワクチン接種が強制ではなく、拒否する権利も私の受け入れ機関にはあり、指定された書類や、診断書の提出が求められる。

 

私の場合は、結核、麻疹、風疹、水疱瘡の免疫検査、B型肝炎、インフルエンザ、コロナワクチン接種といったオンパレードが必要だった。しかも、出発一っカ月前に要求された。そのため到底、全てを終えることはできず、複数回のワクチン接種が必要なものは、現地で対処する予定である。コロナワクチンに関しては、2023年9月以降の接種が必要となり、慌てて出国前に接種した(コロナ接種証明もアプリも2023年3月で終了してる)。

また、驚きだったのは、日本と異なりアメリカの場合は出生後、ほとんどワクチン接種を済ましてしまうので、接種が済んでいて当たり前のようです。

さらに、ワクチン接種期間も日本ルールとアメリカルールで異なるので、海外渡航専門の医療機関に早め相談すると英文の診断書や必要な検査など対応してくれる。しかし、大抵の専門クリニックは混雑しているので、早めにコンタクトをとったほうがいい。私の場合は、指定されたN95マスクを購入し、そのフィッティングテストまで要求されました。やはり、余裕をもって、半年前から対応したいですね。

 

その他、古傷の怪我など万全の体調管理を維持しました。

 

次回は、行政手続き。以外に色々あります。