その流れで、関連している各協会でも講師として呼んでいただくことがあります。
ケアマネ協議会・・・教職員組合・・・森林組合などなど・・・
そうすると私の研修が2回目、3回目と言う方も中にはいらっしゃるので
研修の初めに
「温品です。私の研修を受けたことのある方は手をあげてくださいますか?
もしも、私がおんなじ話しをしても、
初めて聞いたように大人の対応よろしくお願いします。
3回目からは、ファンクラブの会員ですからねぇ♪」
と、アイスブレイクがわりのジョークを言うことがあります。
すると、ドっ!!と笑いがおきて
「よっしゃ!今日も明るい雰囲気の中、研修、頑張ろう~~!」と
気合いが入ります。
先日、
おんなじようなジョークを言って、
研修を終えた時
20代の男性が私のところに来られました。
来たものの、なんだか、どう話したらいいかとまどっているようだったので
「質問ですか?なんでもどうぞ!」
と言うと、
彼は意を決したように話し始めたのです。
「私は、前職のときと合わせて、今日で温品さんの研修は4回目です。
でも、ファンクラブには入りたくありません。
自動的に入っているのであれば、脱会させてください。」
まじめに、真剣に言われました。
ほんと・・・申し訳ない。
そんな倶楽部なんて存在しないんです。
ジョークだと思っているのは私だけ。
面白くないと思って聴いている方。
この人、何を言い出すん!!と怒っている方。
ましてや、脱会したい希望者まで。
大反省。
もう少し大人にならんといけんのは、私でした。
丁寧に、丁寧に
彼に謝罪して、
心配をかけて申し訳ない、と頭を下げました。
やっとほっとした顔をして
笑顔が戻ったのを見て、私もほっとしました。
・・・
しかし・・・
50年以上生きてきたど根性の持ち主は
すかさず彼に言いました。
「ねぇ。今の発言、ネタにもらっても、良い?」
優しい彼は、
「はい。あげます。
ファンクラブに入らなくて良いなら、なんでもOKです。」
と最高の笑顔で言ってくれました。
それから、一杯一杯話しをして
まじめで誠実でウソのつけない
彼のファンになった私でした。
本当に人って、
話しかけないとわかり合えないし、
話すことで、思いもしない関係が築けます。
架空のファンクラブも、役に立ちました。







で一息


