高校時代からの友人が家を建てたので遊びに行きました。
彼女とは、高校2年生の時に出会いました。
高校を卒業すると、彼女は進学のため東京へ行きました。
山口と東京で離れてしまってからも、
私が東京へ遊びに行ったり、
彼女が帰省した時には一緒にランチしたり、
就職したら休暇を合わせて旅行をしたり、
一緒においしいものを食べ、楽しい体験をし、
たくさんたくさんいろんなことを話しました。
うれしいことがあったら、真っ先に報告し、
悲しいことがあっても、彼女に聞いてもらうことで癒され、
不安な時は、いつも勇気づけてくれる、
ずっと私を支えてくれた、大切な大切な友人です。
私も彼女も同じ頃に結婚し、そして母になりました。
「自分の家族」という大切な人が増えても、
彼女との付き合いは家族ぐるみで続いています。
彼女は今でも私のことを「コンピ」と高校時代の
ニックネームで呼びます。
彼女は娘が二人います。
そんな彼女が私に
「子どものために何か神様にお願いできるとしたら
何を与えてくださいってお願いすると思う?」
と聞きました。
「そうだね。私たち高校の時のマラソン大会で苦労したから、
運動ができますようにかなあ。
でも、女の子だったら美しさもお願いしたいし、
お金も欲しいな・・・・」
と欲張りな私は悩みました。
彼女は言いました。
「私はね、勉強得意じゃなくても、運動できなくても、お金持ちじゃなくてもええんよ。
ただ、1つだけ願いがかなうなら
『この子たちにコンピのような友人を1人与えて下さいっ』てお願いする。
だって、つらいことがあってもコンピがいたから乗り越えられたし、
コンピといると心から笑える。
ほんとにコンピと出会えてよかったなぁって思う。
すべての人がこんな大切に思える友達に出会えるわけじゃない。
私は本当に幸せだって思うんよ。
だからね、この子たちにもコンピのような友人との出会いがありますようにって
いつも思うんよ。」と山口弁で話してくれました。
うれしくてうれしくて涙が止まりませんでした。
20代のころは「また遊ぼうね!」
30代のころは「頑張ろうね!」
現在は「体に気を付けようね!」
と別れ際のセリフも変わってきたけど、
おばあちゃんになっても
彼女にずっと「コンピ」と呼んでほしいなぁと思いながら
真新しい彼女の家を後にしました。