先日、娘の「二分の一成人式」が小学校で開催されました。
「二分の一成人式」とは、成人式を迎える二十歳のちょうど1/2となる
10歳になったことをお祝いするものです。
子どもたちは「できるようになったこと」というテーマで
それぞれ得意なことを披露してくれました。
サッカーが得意な子はリフティング、
野球を頑張っている子はキャッチボール、
エレクトーンを習ってる子は「世界に一つだけの花」を演奏、
などなど・・・・・・
娘は「なわとびの二重とび連続60回」に挑戦しました。
練習では失敗することもあったらしく、自信なさそうに跳び始めました。
リズム良く跳んでいくうちに40回を超えました。
その頃から、みんなの応援の声が大きくなり、48、49、50・・・・・・と
会場全体で一緒に数えてくれました。
そして見事60回跳び終えると、大きな拍手と歓声が起こりました。
娘も誇らしげです。
私の隣で見ていた主人は、もう目がウルウルしています。
主人が担当のビデオはきちんと撮れているでしょうか・・・・・・・・
娘が1年生の時のことです。
なわとび大会が近づいたある日、娘が目に涙を浮かべて私に言いました。
「ママ、わたしなわとび大会の日、学校休みたい。
だって前とびも1回も跳べんもん・・・・・・・・」
娘は学校が大好きで、先生が大好きで、
毎日楽しく学校に行っていたので、
なわとびのことで、こんなに悩んでいたとは
思いもよりませんでした。
翌日、担任の先生とお話しする機会があったので相談しました。
すると先生は、
「わかりました。
私から『なわとび大会はうまくとべなくてもいいんだよ。がんばる事が大切だよ。』
と話してみます。
そして昼休みにでも、一緒に練習しましょう。」
と言ってくださいました。
数日後、学校から帰ってきた娘がうれしそうに
「ママ、今日の昼休みに先生が『一緒に遊ぼう!』って言ってくれたんよ。
それでね、一緒になわとびしたんよ~~。
そしたらねちょっとだけ跳べるようになったんよ!!
先生が『明日も一緒に遊ぼうね』って言ってくれたんよ。」
と話してくれました。
それから娘は、毎日毎日、熱心になわとびの練習しました。
学校では先生と友達と一緒に、
家に帰ってからはお兄ちゃんと一緒に。
そのかいあって、どんどん跳べるようになりました。
娘の上達ぶりは、目を見張るものがありました。
おかげでなわとび大会の日も、元気に登校し、
みんなと一緒に、自己最高記録を目指して跳びました。
そして、それから2年後の3年生でのなわとび大会で、
女子1位に輝きました。
残念ながら、娘の1年生に時の担任だったY先生は転勤されていたので
娘が優勝した3年生の時には、もういらっしゃいませんでした。
今でこそ「特技はなわとびです。」と言う娘ですが、
本人の頑張りはもちろんのこと、優しく励まし指導してくださった
Y先生との出会いがあったからこそだと親子で感謝しています。
二分の一成人式が終わった後、娘と話しました。
「Y先生が、私のなわとび見たらびっくりするじゃろうね。
Y先生が一緒になわとびしてくれたから、跳べるようになったんよね。
Y先生にも見せたかったな~~~。
Y先生すっごい喜ぶじゃろうな~~~。」と娘。
「本当にそうじゃね~。
最初は涙がでよったのに、こんなに上達するとはママもびっくりしたよ。
あなたもがんばったけど、やっぱりY先生のおかげじゃね。」と私。
「Y先生、新しい学校でがんばりよるかね~~。」と、懐かしそうに娘が言います。
「きっとがんばってると思うよ。
あっ、そういえばY先生、近々結婚されるらしいよ。」
「え~~そうなん。Y先生よかったね~~~~~。」と、満面の笑顔で娘が言いました。
Y先生、ありがとうございました。
どうぞお幸せに。