フォロワーさんが老後について書いているのを見て。。。
僕は老後と呼べる歳までは生きられないと思うので
万が一、余命を告げられた時の事を考えて書いてみたいと思いました。
<2015年12月(はじめの食道癌をやった年)に日記に記載してたものより一部転写>
良く癌とかで死を目前にした人が
過去に関わった人を訪ね歩くなんて話しを聞きます。
過去に関わった人を訪ね歩くなんて話しを聞きます。
でも、僕は思います。
特に既に過去になった人には
僕は知られる事無く死んでゆきたい。
正直、過去まで穿り出すのは面倒くさい。
そこまで背負いたくない。
ところで、2015年食道がんを患った当時、
突然、大学時代の友人から連絡が入りました。
前の奥さんと一緒の時までは、そのグループ数名と家族ぐるみで交流があったりしたのですが
離婚と同時に前の奥さんも知っていると言う理由から疎遠にすると言う苦渋の選択をしていたのです。
その友人から、20年ぶりかな?
「〇〇が亡くなってたらしい。〇〇のお母さんも死因を言わないけど自殺じゃないかと思う。」と。。。
〇〇と言うのは中学からの友人で
高校、大学、卒業後もバンドを一緒にやっていた仲間です。
元々、色々と神経質な友人だったので、自殺と言うのも理解できなくはない。
で、「×〇も上京するらしいから皆で墓参りしないか?」と。。。
当時、墓なんか生々しくて嫌だったのもありますが
内視鏡で食道がんの手術が終わったばかり。
行けば癌の事を話しちゃうし
それで心配されるのも煩わしい。
なので、
「潰瘍の手術したばかりで体調が優れないから、ゴメン」と断りました。
現状、自分とリアルで関わっている人は良い。
でも、過去まで穿り出したくはない。
逆に僕に過去の友人が突然来て「俺、癌で余命短いんだ!」等と言われたら
どうしていいか困る。
哀れむのも違うし
僕も哀れまれるのも嫌だし。。。
あれから何度も命の危機を乗り越え5年経った今も考えは変わらない。
僕は万が一、「あと〇ヶ月」って言われたら、思いっきり内向きになり。。。
圧倒的に集中して
カミさんにやってあげられる事をまとめ上げ、片づけたいと思っている。
そして、人生の全てを僕にかけ
僕を支えてくれたカミさんに全力でお礼がしたいと思う。