さて、今回は自己満足的には面白い立候補にかかるお金の話(その1)です。漫画、ナニワ金融道では借金して立候補していましたね。落選した瞬間に蛍光灯まで差し押さえられたのは、今になって私にプレッシャーを与えています。

何せ自腹を切るのですから私も大真面目に考えました。前回、ご紹介した本では供託金+100万円が用意すべき最低ラインと出ていました。規模にもよるようですが武蔵野市議選の場合は供託金が30万円なので130万円でしょうか?
全く他の議員さんの情報が入ってこないので想像ですが、もし、あなたが立候補を決めたけれどもそんな金額は用意出来ない!という場合はどこかの党に所属するしか無いのだと思います。(借金はやめましょう!)
無所属なので断言できませんが、やはり政党に所属すれば党意党則に縛られる事になるのでしょう。腑に落ちない案件でも拒否出来ないのかも知れません。
一般的に考えて、やはりこれでは能力は有るけどお金は無い若者が政治に参加しづらいので、何とか改善して欲しいものです。長くなるので、この辺りは理想の選挙として別の機会に書きたいと思います。

早速ですが、本当の本当に切り詰めた場合必要な金額はいくらでしょうか?
それは供託金のみです。また供託金はよっぽど得票率が低く無い限り返却されます。供託金制度はもともとは冷やかしでの立候補を防ぐ為に設けられた物らしいので、その主旨は理解できなくも無いですが、資産に応じて免除しないと優秀な人が入りにくいのでは無いかな?と思います。

では、供託金だけで何が出来るのか?を考えましょう!
実は選挙が近づくと設置される掲示板枚数分のポスター印刷代(武蔵野市の場合390,804円)宣伝カーの費用(451,500円迄)2000枚までのDM葉書送付費用(100,000円)公費(税金)から出されます。どうやら公職選挙法に基づいて、お金が無い人が不利にならないようにこのような制度になっているようです。ちなみに私は、あのうるさい宣伝カーにお金を出すなんて馬鹿げてる派です。先日、つぶやいてしまいましたが、本気なのでもう一度‥宣伝カーに公費を使う人に税金使途の無駄を省ける訳が無い!

どうせなので出来る限り安く済ませて、これから立候補を検討される方に勇気を与えたい!
という訳で私は込み込み100万円を目指したいと思います。出来るでしょうか??

ちなみに私の場合、愛車のコペンを売り払ったお金で少し足が出ました。本当は教育費用にとっておきたかったのですが、コペンくんも今回の用途ならば許してくれるでしょう!(続く)