そんな訳で自分的には政治参加の決断に達した訳ですが、ここから先が大変です。
家族の理解も得ないといけない(範囲が意外と広い)し仕事仲間の理解も必要。更に私の場合は2009年にカミさんが体調を崩した事で仕事量を減らしたので、更にそこから踏み込む訳です。迷惑かけっぱなしで頭が上がりません。これは仕事を持っている方が政治に参加するならば必ず通らなければならない道です。

 まずは何せ今までの経験とは畑が違い過ぎますので、現実に可能なのか?を調べようとしました。
丁度、そろそろ武蔵野市議選だよな‥と調べていたら、2、3日前にダイヤモンドさんから「20代、コネなしが市議会議員になる方法」という本が発売されていました。「30半ばだけど別に良いだろう‥」と早速購入。
そう、幼少期から最寄り駅は吉祥寺、ピアノのお稽古も合気道もプールも吉祥寺だったのですが、武蔵野市と練馬の境界(練馬側)と武蔵野市と三鷹市の境界(三鷹側)で育ったので、私にはコネが無い。もちろん社会人になってからは武蔵野市在住なのですが、近所づきあいと言えばマンションの方々と市民農園の畑仲間位‥これは死ぬ気で頑張らなくてはなりません
 ここで本の内容を書き写す事は出来ませんが、選挙活動でやってはいけない事、用意しなければいけない事、やるべき事がざっくり書かれていました。肝心のお金は供託金+100万円は最低必要との事。
この金額が大きいか、思ったより大した事が無いか‥判断の分かれる所だと思いますが、有能な若者が続々と流れ込んでくるというような理想的状況は期待出来ないのは容易に想像できます。冷やかし防止という一面もあるのは理解出来ますが,ここは改善して欲しい所ですね。
現に強調出来ませんが現職の方はお年をめしている方が多い。親に付き合って出かけると感じるのですが、一世代違うとお金の使い道というのは全く異なります。これは地方自治における税金の使い道でも同じことが言えるのでは無いでしょうか?

 市議選までの期間が短い事を知った私は、本を買い捲りました。2/15現在、読みきれていない程に‥
次に読んだのは樫野 孝人さん「無所属新人―上場企業社長の選挙ものがたり」でした。IMJさんというIT企業の社長さんが自身が競った神戸市長選について書かれた本です。私、失礼ながら、この本を読むまでIMJさんを存じませんでした。どうやらゲーム会社を経営しているけれど、IT業界とは縁遠いようで‥また、この頃(2009年10月)は選挙に興味が無かったんだなぁ‥とも。反省。
この本を読んでスケールダウンしたらイメージが湧くのかな?と思いましたが、どうも湧きませんでした。規模が違い過ぎ?後、折角だからハッピーエンドで終わって欲しかった‥

三国志項羽と劉邦が好きな私は、敵‥では無く、まずは現職の方々を調べる事にしました。まだ理解を得ていないのですから、仕事をおろそかには出来ません。そして2010年末まで寝る間を惜しんで政治の本、市政窓口で手に入れた大量の市政報告書、過去二年分ダイヤモンドも読み直しの毎日‥まるで受験生のように。

かくして、お金は何とかなるけれども出来れば総額100万円に抑えたい。仕事仲間の理解を仮で得る→家族の理解→仕事仲間再度理解→取引先の理解の順番で攻めて行く事にしました。(続く