もう10年ちょっと前かな?
(12年くらい前だと思う)
日曜日の朝、顔を洗うので一人で洗面所に居た。
この時子ども達も他の家族も
居間でテレビを見ていた。
私の顔は洗顔フォームの泡でいっぱい。
もちろん目は開けられない。
そんな時に廊下を走ってきた子どもの足音。
『ママー!!』
そう言いながら
私の右斜め後ろくらいで
ニコニコ笑って何か話したそうに
止まって私を待っている。
私は目を開けられないまま振り向いて
『ちょっと待ってね、今流すから』
と言い洗顔フォームを洗い流し
『ごめんね』
と、振り向くと
…誰も居ない…
『あれ?』
戻った様子はないんだけど…
おかしいなって思って居間に行き
『ね、今誰か洗面所来た?』
家族揃って
『え?誰も行ってないけど?』
みんなテレビに夢中でそれどころではない感じ。
(アニメを観ていたので特に子どもは夢中でその言葉に振り返りもしない。)
『今娘みたいな子がきたんだけど…』
『えー?ずっとここに居たよ?』
…あれ?
……あれあれ?
………あれれ?
今確かに娘がきてニコニコ笑って待ってたんだけど…
…ん?え?あれ?
私、1度も目を開けてないのに…
何で娘がきたの分かったの?
しかも『ママー!』って言われたし
ニコニコ笑って待ってるのも分かった…
目では見えてないけど
頭の中?でちゃんと見えて…
ん?頭の中で見えてた?
この時点でおかしいよね(笑)
それに娘ともちょっと違うんだけど…
その瞬間は現実に娘は一人だから娘と思った私。
そっくりな若干違う子。
でも雰囲気は娘と同じ子…
あれ。。。
2人の子の上に生まれて来れなかった子がいる。
あの子かな…?
性別が分かる前までしかお腹に居なかったけど…
妊娠している時の私の勘は女の子だった。
やっぱり女の子だったのか。
とふと思った出来事。
これが多分当たっていて、
10年以上経った今、
長女は娘の夢にも数回登場する事になる。
その話はまた次にしたいと思う。