ソフトバンクは2022年4月から移動型スマホ教室を開催している。「スマホなんでもサポート号」という車両を使って、10月現在、全国10地域13自治体で展開。車内にはタブレットを設置した机が3席あり「Zoom」を用いてオンラインでスマホの基本操作などを学べて、車内にいるスタッフが受講者をサポートする体制になっている。

スマホなんでもサポート号は、MONET Technologiesの協力によって、現在全国で10台を運用

車内には3人分の机と椅子が設置されているが、マイナンバーカード申請のための車両では1席減らして、個人情報を隠すための仕切り板も設置されている

 この移動型スマホ教室が実施されている千葉県八街市で、「スマホなんでもサポート号」を用いた新しい取り組みが行われていると聞き、取材してきた。

移動型スマホ教室の車両が八街市役所に

 10月17日から毎週月曜の11時~17時に、八街市役所前に「スマホなんでもサポート号」が停車され、車内でマイナンバーカードおよびマイナポイントの申請をサポートする。スマホを持っている人が対象で、申請のために市役所の窓口に訪れた人がスマホを持っている場合に、車内でも手続きを行えることが案内される仕組みだ。この取り組みは12月まで実施される。