マスカラには液体、固形、クリームの3タイプがあり、色は黒・茶・紺などが主流である。また、色のついていない透明のものもある。成分は顔料 と水分、増粘剤皮膜剤保存料 などからなり、チューブ入りで棒状のアプリケータ(ブラシ )を用いてまつげ に塗布するのが一般的である。目尻などの塗りにくい箇所には、更に細く小さいアプリケータを使用するタイプもある。 まつげをカールさせたい時にはビューラー で型をつけてから使用し、またまつげ同士が付着してしまわないように使用後に「マスカラコーム」と呼ばれる専用の でまつげを梳くこともある。

一旦マスカラを塗布するとカールさせたまつげが邪魔になり、またマスカラが乾くまでに多少の時間を要するために、まぶた 付近にファンデーションアイシャドー を使用するのは困難になる。そのため、マスカラの使用はアイシャドー後が望ましい。

基本的にマスカラは落ちにくいが、雨で濡れたり涙を流した時など、水分が触れると場合によってはマスカラが落ちてしまうことがある。この際、落ちたマスカラが目に入ってしまう可能性もあり注意が必要である。また落ちたマスカラで目元まわりが汚れてしまうこともあるのでこの場合も注意は必要である。