四柱推命の鑑定において、

命式が強い・弱いというのは

何が強い弱いなのかというと

パワー・体力の強さ弱さ。

 

 

この強さ弱さは、全体的にみて

日干の要素が強い命式なのか

日干の要素が弱い命式なのか

というところから。

  

 

どんなものでもそうだと思いますが、

大きいものは反動も大きい。

強い命式の人はパワーが強いので

変化の波も大きく上下する。

人生の波も波瀾万丈になりがちです。

 

 

弱い命式の人はパワーが強くないので

変化の波も小さい。

刺激が少なく平凡ではありますが

平和な毎日を送れることでしょう。

 

 
 

 

強い・弱い・中間

どれにあてはまるかはいくつかの要素から

判断して命式がどのような状態かをみると

わかります。

 

 

強弱の調べかた

 

まず生年月日を入力して

命式を出してみてくださいね。

A 生まれた季節(月支が何か)をみる

木火土金水はそれぞれ対応する季節があり、

五行に対応する季節に生まれると

最大限の力が発揮できるとみます。

 

 

下矢印対応する季節下矢印

 

日干が木(甲・乙)→春(寅卯)

日干が火(丙・丁)→夏(午未)

日干が土(戊・己)→土用(辰未戌丑)

日干が金(庚・辛)→秋(申酉)

日干が水(壬・癸)→冬(子丑)

☆五行→季節(カッコ)は地支

 

 

日干が生まれた季節と対応していたら

在るべきものが在るべき季節にある

という感覚で

果物や野菜でいうところの「」のもの。

服装でいう「季節にふさわしい」状態

なんです。

 

ないとダメなわけではなくて

居心地が良いということです。

自分の力を発揮しやすい。

 

 

B 五行のバランスをみる

命式の八字のバランスをみます。

日干と同じ五行か日干を助ける五行が

多いと日干が強くなります。

 

下のイラストだと、日干の五行と
左隣の(日干を助ける)五行が多いと
強くなれます。
 

 
 
逆だと、自分が頑張らないといけなくなって
しんどい。

(人にしてあげる人になりやすい)

 

C 十二運星の強さをみる

月柱、日柱、時柱につく

「十二運星」(じゅうにうんせい)

の強さをみます。

建禄、帝旺がついていると強くなります。

 

 

ちなみに、年柱は親の影響が強い

子供時代にあたるため、強弱に対する

影響は低いと考えます。

(流派による)

 

 

 十二運星はどちらかというと補助的なのですが

エネルギーとか勢いがあるかどうかの目安。

 

 

まとめ

 

強弱自体はどちらが良いということはなくって

タイプの違い。

 

 

上のABCの条件を調べたとき

・Aの季節が対応している

・Bで日干が強くなる

・Cの建禄・帝旺がある

この条件のうち2つを満たしていれば

だいたいは強い命式になります。

 

 

強いと変化の波が大きく、

好調の波も大きいかわりに

不調の波も大きい。

波瀾万丈で刺激のある人生。

 

 

弱いと変化の波が小さく、

刺激は少なくなります。

平凡だけど平和な人生。

 

 

他の見方でいうならば、

自分で決める方が楽か(自分軸)

人に決めてもらう方が楽か(他人軸)

どちらの軸が強めか、という感じかな。

 

 

そして鑑定の時に出てくる呼び方。

強い命式は身旺みおう

弱い命式を身弱みじゃくと呼びます。

間の真ん中は中和ちゅうわと呼びます。

 

 

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今回も読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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