今回は辛かのとの人との相性です。

 

 
 
かのとは五行の金の陰で、例えるなら
宝石(またはそれほど威力のない刃物)。
繊細で美意識もプライドも高い。
美意識というところは外見だけに留まらず
何事も「きちんと」している人が多い。
優しく感受性の強い人。
 

 

 

簡易的ではありますが、

自分と相手の日干同士で

相性をみることができます。

 

家族や友人、会社の人など

周りの人であてはめてみてください。

関係性がわかって面白いですよ。

 

 

相手の言う事がきつく感じたり、

逆で自分が思うよりも傷ついているのが

なぜなのかがわかるかも。

 

 

十干だけでは断定できませんが、

関係性をみる簡単な目安にはなります。

 

 

日干を調べるにはこちらから

→右端が日干支です。

 

漢字二文字のうち左側にあるのが日干

例:辛未かのとひつじ

→辛かのとが日干です。

 

日干は自分そのもので

基本的な性質をあらわします。

 

 

 

  十干別・辛かのととの相性

 

きのえ

金剋木(金→✘木)ではあるものの

辛は庚(のこぎり)ほどの威力はなく

ハサミで大木を切るようなもの。

当然切れるわけもなく、辛は甲に勝てない。

口論になっても返り討ちに遭うイメージ。

 

 

きのと

金剋木(金→✘木)ではあるものの

草花(乙)に対しても威力のない、

例えるなら切れ味の良くないハサミ。

ただスパッと切られることもできずで

乙にとってはジワジワやられるしんどい相手。

 

 

ひのえ

丙は太陽の光。干合相手で惹かれ合う。

ただし火剋金(火→✘金)で辛は弱く

丙が暑くて宝石としての輝きを失い辛い。

 

 

ひのと

丁はろうそくの火。

宝石は火(丁)で溶かされるのを嫌がる。

また丁は壬(水)の干合相手で、壬は辛にとって

必要なのに、壬の作用を消されてしまう。

辛にとっては困った相手。

 

 

つちのえ

戊は山であり、辛は山から生み出される宝石。

戊の命式が強いと土に埋められて

世に出ることが出来ず、苦手な相手となる。

ただし戊から見たとき、辛からの影響は

ほとんどなく、戊は辛を特に苦手とはしない。

 

 

つちのと

己は水分を含んだ田園の土。

己は湿った土(=泥の土)で、

宝石は泥の土で汚されるのを嫌がる。

土の五行は辛の親にあたり、

口うるさい存在と感じることも。

 

 

かのえ

庚は鋼鉄や刃物に形容され、辛とは同じ

金同士だが、鋼鉄と宝石で性質は全く異なる。

基本的には庚の方が強いため、辛の人からみて

常にきつく感じてしまう相手。

 

 

かのと

辛は宝石で、宝石同士では特に影響しない。

一緒にいるとキャッキャッと騒いでいる

同士のイメージ。

直接的な力関係はない分、命式内で

他に持つ星や五行により、その力関係も

変わる。

 

 

みずのえ

壬は大量の水。

宝石(辛かのと)にとっての壬は

自分を洗い清めて美しくしてくれるための

必要な存在。

壬は子供にあたる干。

 

 

みずのと

癸は雨とか湿気の水分で、宝石を洗うのに

必要な水分ではあるものの、壬に比べるとやや

役不足。

ただし特に悪い相手でもない。 

 

 

 

  かのとに必要なもの

 

辛は宝石です。

宝石は水で洗い清められて表舞台に出られ、

汚されたり埋められたりするのを嫌います。

 

ちなみに汚されたり埋められたりは

土によるもので、それを避けるには

大木(甲)が必要な時もあります。

(木の根っこで土をざくざくとたがやす)

 

 

今回も読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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