空亡は6種類あり、

それぞれ生まれ日によって決まります。

 

☆ご自分の空亡を調べるには

こちらから


 

四柱推命では空亡、算命学では天中殺と

いいますが作用は似たような感じです。

厳密には考え方が少し異なるのですが

今回は割愛します。

 

 

  空亡の出し方

 

空亡というのは、甲きのえから順に

十干にたいして十二支を順に

当てはめていき、数が合わないので

最後に十二支が2つ余ります。

 


きのえから始まる十干にたいして

から始まる十二支を合わせていきます。

甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰・己巳

庚午・辛未・壬申・癸酉

 

そうすると

十干は癸みずのとまで終了ですが

十二支は酉とりまでとなり、

いぬと亥が余ります。

余った十二支が空亡となります。

 


というわけで

甲子きのえねから癸酉みずのととりまでの

日干支の方は『戌亥いぬい空亡』に該当します。

 

 

  空亡のときの状態

 

十干(精神)がない状態で

十二支(現実)のみが残るので

考えがコロコロ変わりやすくなったりします。

いつもよりも注意力・判断力がなくなり

結果、不安定になりやすいのです。

 


例えるならば

空亡期間というのは

自分がBOXだとするとフタがあいてしまって

天井知らずのような状態です。

限界がわからず、いくらでも入ったり出たりでき

本当は60が自分の限度であっても100できると

勘違いしているような状態になってしまいます。

 

 

  空亡に関する誤解

 

「空亡は怖いもの、悪いもの」

「空亡だから悪いことが起こる」

「結婚・引越はしたらダメ」

などと言われる方がおられますが

必ずしもそんなことはありません。

 

 

結婚・引越をしたらダメといわれるのは
・自分の考えが不安定で注意力に欠ける

・いつもならできるはずの正しい判断ができない

・空亡期間中は「夢うつつ」の状態のようで

 その期間が終わると夢から覚めた現実となる

 

というところからきているかと

思います。

 

 

 

しかしながら

これはあくまでも自分の考えが不安定、つまり

主体的に行うとそうなりやすい

ということではありますが、逆に

受け身であれば問題はないのです。

 

 

例えば転勤のあるサラリーマンであれば、

「異動=引っ越し」という場面が

発生するとします。

これは本人がしたくて決めた引越ではないので

受け身であり、なんら問題はありません。

 

これと同様に、 結婚する場合も

自分が主導せず相手の主導なら

当てはまりません。 

 

 

  自覚して空亡を活かそう

 

基本的には空亡期間というのは

注意力に欠けてしまって判断能力も鈍っており

新しい契約ごとなどを決めるのは

避けた方が良いとされています。

 

が!

天井知らずでいつもよりも力が出せる場合も

ありますから、期間限定で空亡期間内に終わると

わかっていることなどであれば、逆手にとって

逆に利用してみてもいいかもしれません。

 


スポーツ選手であれば空亡期間内でもメダルを

取ったりしますし

芸能人などは大運(10年運気)の空亡期間に

ブレイクする人も多いのですが

空亡期間が終わればもとの自分の器に戻り、

人気も落ち着いていくような感じです。

 


そのことを踏まえた上で、自覚して

空亡期間を上手く利用すれば良いのですが

この期間中に自分を過大評価すると

空亡期間が終わった途端に問題噴出、

ということにもなりかねません。

 

 

  空亡の時期にあたったら?

 

空亡期間はむやみに怖がって

何もしないのではなく

判断能力が鈍っているということを自覚して

もし好調期間なのであれば自信過剰は禁物。

油断しないで過ごしてください。

 

新しく何かを始めたりすることには不向き

(長続きしないため)ではありますが

今までやってきたことを見直す・無駄を

そぎ落とすのに向いている期間とも言えます。

 


また勉強などは知識を増やす、自分の足元を

固めることにつながるので良いかと思います。

 

また、日頃あまりできていなければ

お墓参りなどの先祖供養はぜひ、してください。

 


こんなところでしょうか。

必要以上に怖がらずに、うまく空亡と付き合って

みてくださいねウインク

 

 

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