干合とは

 

干合とは四柱推命での、ある条件を満たす現象です。

陽干と陰干で引き合う干同士があり、2つが結びつくことによって起こります。

 

 

例えば今年は『寅(みずのえとら)』です。

寅年にも5種類の天干(甲・丙・戊・庚・壬)がつきますが、今年はその中の「壬」がついています。

この「壬」は、「丁」と干合します。

 

そして、干合すると以下のようになります。

甲(木)ー己 (土)⇒土に変化する

丙(火)ー辛(金) ⇒水に変化する

戊(土)ー癸(水) ⇒火に変化する

庚(金)ー乙(木) ⇒金に変化する

壬(水)ー丁(火) ⇒木に変化する

(左が陽干、右が陰干です)

 

年で巡ってくればその年は干合することになります。

巡ってこなくても、もともと命式にお持ちの方もいます。

 

ご自身の命式 (マジックワンズさんのサイトからお借りしています)を見ていただくと

日柱のところにある天干がご自分の十干です。

 

干合の良い一面


今年は壬年ですので、丁の方は干合します。

干合は『出会いにつながる年』ともいわれていますので、丁の方は出会いがあるかもしれません音符

恋愛面に限らず、仕事でとっても気の合う人とか、学んでいる人なら師匠との出会いとか… 


また、丁の方でなくても、ご自分の月柱に丁があれば良い会社との出会い、ともとれます。

 

 

干合の悪い一面


出会いといっても、結婚相手や仕事相手などの人だけとは限りません。

40代以上になると、病気との出会いの可能性もあります。

 


また、違う五行に変化してしまう場合もあるので、一概に良いとは言えないのです…😥

日柱の干が消えてしまうわけですから弱くなります。

命式によっては、変化するのが良い場合もあるのですけどね。

 

  




この世は全て表裏一体


四柱推命は陰陽が基本で
男・女や昼・夜、白と黒、高い・低い、長い・短い
、暑い・寒い etc
といったようにこの世は全て陰もあれば陽もある、という考え方となっています。
つまり干合でも良い影響を受ける人と悪い影響を受ける人がいるということです。
 上記のように、変化すると他の五行に変わってしまうものもあります。


干合は良いと書かれている本も多いと思いますが、そうとも言い切れないのです、というお話でした。
 
今回も読んでいただき、ありがとうございます。