今期間社員として働き出して1年と少し経った。
社員登用試験は4ヶ月後とその1年後のあと2回受ける事が出来る。
合格率はとても低く3%とか2%とか言われている。
また有利な部署、不利な部署も存在する。
それは、
・仕事が忙しい(人材不足)
・比較的新しい部署
・高齢化が著しい部署
・上司(の上司)の力の強い部署
・職場自体が社員登用に対して協力的な部署
など沢山の有利不利の条件が存在する。
今の会社で社員になる事が出来れば死ぬまで一生安泰だろう。
しかしそれでいいのか?
高校を卒業して就職した会社は今の仕事と業種は違えど同じように業界トップと言われる程の会社だった。
その大企業で正社員として働いていたし、そこの会社も辞めなければどんなに仕事をしなくてもただ毎日会社に行けば一生安泰だったはずだ。
自慢では無いが前回社員登用試験を受けた時も面接官に
『君あの会社にいたのか!?』
と言われたほどだ。
けど自分はその会社を辞めた。
まだ子供だった頃『仕事をする』っていう事は毎日スーツを着て会社に行き、自分のデスクに座りパソコンとにらめっこをし、夜帰るっていうドラマによく出てくる光景だと思っていた。
それが憧れになり、そういう仕事をしたいと思うようになったが現実はそうはいかない。
工業高校卒にある仕事なんて作業着を着て仕事をするような物ばかりだった。
仕事は嫌いじゃ無いし、そういう仕事をバカにしていたわけでは無い。
ただ自分のやりたい事、想い描いていたモノと違った時に落胆は大きすぎた。
40年以上好きでも無い事をして作業着を着て必死に仕事をしてて本当にいいのか?と考えるようになった。
考えが甘いし、社会を舐めきっているな
とも思った。
けどやりたく無い事をし、上司の八つ当たりに耐え、手のひら返しに呆れ、上司に嫌われて出世も無くなった会社で仕事をして行くなら生きている意味はあるのか?と考えるようになった。
そして今同じように好きではない仕事をして、その会社の社員登用試験を受けようとしている。
実はほんの数日前まで社員登用試験を受けるつもりは無かった。
狭すぎる門に努力をして受からなかったら何も残らないから。
資格を取って就職しようと思っていた。
行政書士や中小企業診断士なんかを取れば夢のオフィスワークも、可能だと思ってた。
しかし無理な事が判明した。
行政書士や中小企業診断士や土地家屋調査士など受験資格のある士業で合格率が10%程度のモノを探したが、その資格所持者の求人も応募資格に大卒と書いてあるのだ。
合格率が7%、8%の資格を取っても所詮大卒じゃないと雇ってくれないし応募資格すら無い。
おかしい。
そのレベルの資格を持っている人間なら大卒や高卒よりも経験ややる気等を考慮すべきではないのか?
結局高卒は高難度の資格を取っても求人が無い事がわかり資格を取る事を諦めた。
資格試験の受験資格があった所で求人の応募資格が無ければ取る意味はないのだ。
開業するなら別だが。
生きていくだけなら何をしたって生きていける。
『みんな好きで仕事してる奴なんかいない、仕事が好きな奴はいない』
そんな事はいま書いてる事の一つ下の次元の話なのだ。
ほとんどの人は仕事は好きでは無い。
仕事にやりがいが欲しい。
工場にはやりがいなど存在しない。
好きな事が仕事になればいいとは思う。
手っ取り早くやりがいを見つける方法だろう。
ただ、好きな事も存在しない。
年齢も20代後半にさしかかっている資格も経験も無い男にそんなものが存在する仕事があるとは思えない。
やりがいを作るために工場で仕事を頑張ったりもしたが無理だった。
閉鎖的な環境ではストレスも増え、休日を満喫する余裕もない。
高望みしているんだろなとは思うが、あと35~40年は働く事になる仕事にそれを求めるのは当然だろう。
何も無いならわざわざ仕事をして生きる意味も無いのだろう。