この件について、質問をいただいたので経験談を書きます


昨年20184月のウルトラマラソンに向けて、着々とトレーニングを積んできました


ラン歴6年目ということで、いろんな部位のの痛みや故障をしてきました


体重が重めのランナーとしては、ウルトラは危険と判断してチャレンジすら厳禁でしたが、2017年に初ウルトラ70kmに挑戦

46.2km地点で100大会以上出場して初DNF


2018年には同じ大会を走り完走することができました


ただし、走ったことのない練習での50km

大会でも34km地点で膝に原因不明の重みが発症し、それからの36kmは騙し騙しの走りでゴール


初ウルトラ(70km)完走という勲章とともにランナー膝(腸脛靭帯炎)発覚という結果になりました


その後、接骨院で鍼治療を施しましたが、なかなか治らず


いろいろ調べてみると治りにくい痛み

何度も再発する炎症ということがわかりました


まず考えたのは練習内容の変更

負荷を掛けずに筋力を落とさない程度に少しだけ走る


5分走って5分歩くの3セット

痛くなくなったら次のステップ


同時に早期に効果が臨める治療

これはインスタで紹介していただいたグラストンテクニックという治療を選択し、毎週一回6週通いました


独自の金属の棒を使って、膝横をグリグリと筋膜リリースする


股関節からもも裏、シンスプリント

最後に膝横


かる〜く擦るだけなのに激痛でした


この程度だと相当酷いですねと言われながら、絶対走ったらダメですよと釘を刺されました


最後に一番大事なのは原因追求

なぜこの痛みが発症したのか?


これがわからないとまた再発してしまう


友人に本を借りて読んだらすぐわかりました


過回内(オーバープローネーション)

ランナー膝の患者の9割以上は過回内という研究結果がありました


足首が内側に向いているのでくるぶしを軸にして膝までは外を向く


膝から股関節はまた内側へ


その外側に向いている膝横が擦れて痛みが発症


それならどうするのか?

強制的に足裏を外側に向けるインソールを購入しました


ニュージーランドが生んだフォームソティックス


ニュージーランドは日本には無い「足科」があり、この手の痛みに強く、研究しているので日本より30年は進んでいると本に書いていました


劇的に感知する人も多くて実績ありです



まとめると

・短期間で治るアメリカ生まれのグラストンテクニック治療

筋膜を剥がすことで即効性あり


・膝横の擦れをなくすインソールで足を真っ直ぐに強制する

一時的に治すだけではなくフォームの矯正して原因を潰す


この2つだけで半年とも一年とも掛かるランナー膝が治り、秋のおかやまマラソンに滑り込みセーフでした


医学的に詳しくも無い自分が知った気に書きました


これは1つの経験談として紹介します


今もフォームソティックスを愛用しています


あれからランナー膝は一度も発症せず、元気に走れています


この痛みに苦しんでいるランナーの参考になれば幸いです



膝は本当に大事です