④Leoが居なくなった翌日 夜


嫁さんに夕食を作ってもらう。
長期戦になるかもしれないし。


出てきたおかずはエビフライアジフライ

当然、精神的にヤラレてて、
昨日からほとんど食べてなく胃が縮んでいる時に
油ものは...喉を通らない
自家製キムチとご飯3口くらいでギブアップ


夜は嫁さん一人は危険だし、
自分一人でウロチョロすると、きっと警察呼ばれる。(あやしいでしょ?)

だから必然的に嫁さんと共にLeoを探しに行くことに...

しかし、嫁さんは昼もずっと探していた為、
足が棒状態
急遽、嫁さんの足をマッサージする事に...


すごい。


筋肉痛どころじゃないよ。
筋肉が硬直して本当に棒になってる。


そうだよね。1階につき20段としても
17階で340段。A棟とB棟で680段。
プラス駐車場とプールでプラス9階分180段。
合計で860段。

日中、何回往復したのか??



私よりも長い時間、Leoと一緒に居るので、
Leoが可愛くないはずが無い。


マッサージをしながら、
恥ずかしくて口には出せないが、
本当にこの子(子というほど若くはないが...)と結婚してよかったと思った。


そしてマッサージの後、
一緒にA棟17階、B棟17階、駐車場・プール9階分、
建物の周り、1階の配電室・機械室等を隈なく見回った。

マタタビの袋をクシャクシャと鳴らしながら、
名前を呼んで...


きっと、聞こえていてもLeoは出てこないと思っていた。


それでも、少しでも確率があるのなら...という思いだった。


昨日も3AMくらいにLeoは動き回っている。(情報より)
2AMくらいまで部屋で休んで、
また、2AMに探そう。


そうして、自分たちは隈なく回ったにも関わらず
Leoが居ないという失意の中、また部屋に戻った。


部屋に戻ってからも、Leoが帰ってきていないか?
部屋中を探した。


こんなやりきれない思いはきっと一生忘れることはできない。
ただ、自分たちが2人でこれだけの苦痛でも必死であるのだから、
Leoは1人でそれ以上に苦痛で必死でいるに違いない。

諦められない。


5へ続きます