最近某君より試作品AG4プリメインアンプを是非一度視聴しての依頼がある、筆者所有の300Bのアンプと比べてとの依頼があり早速その試作品AG4を送って頂きました、現物は上記写真、早速梱包を解き開放すると大理石に覆われたプリメインアンプを見る、効能はニアフィールドで音楽を楽しむための高音質アンプです。長い間トランジスタアンプを研究する相島技研と DDのコラボによって誕生した、高機能と美しい自然素材を組み合わせた無帰還アンプで、トランジスタで駆動するアンプは、ノイズや歪みのないリファレンスアンプとして機能します。

能力は出力:最大6W  RCA入力:4 PHONO MM入力とあるが馬力不足を感じるが・・・? 

今回のの視聴は筆者が10日間程の日時を使い独自の方法で行うことにする、まずは接続状態を確認しRCAケーブルを3種類簡単にケーブルを換え視聴し一番自然に聴こえるケーブルにする、筆者が使用するスピーカー5種類あるが聴きやすいと思われたスピーカーを使い2日間ほどAW、FM放送を聴き続けアナウンサーの声が自然に聞こえるスピーカーを選ぶスピーカーを決めた。最近音質について思うは子供頃から親しんだmT管を使った懐かしい5球スーパーラジオ当時5本の真空管を使用し、スーパーヘテロダイン方式でAM放送を受信する昭和期の代表的な家庭用真空管ラジオの音は昔ながらいかにも自然な音の様に感じるのです。

 

此処では手持ちのmT真空管のチューナーからラインで繋ぎ音質を供給し聴く事にした。

 

 

高級なラジオや電蓄には出力管に6V6-GTを使ったものがあったが、GT管の生産は減少を続けた。1955年には金額ベースでmT管の生産がST管を上回った。1956年には全生産量の70%がmT管となった。日本の真空管は欧米と異なり、ST管からGT/メタル管の時代を経ずにmT管の時代になったのである。mT管は、日本では電池用真空管から実用化された。テレビ放送の開始された1953年頃からミニチュア管(mT管)の生産が増加し、1955年頃から一流メーカーのラジオにmT管式のものが増えてきた。当初はmT管が使われていても6.3V管を使ったトランス式で、大きさがST管時代と変わらない木製キャビネットのセットがほとんどであった。真空管は小型化されても、商品としてのラジオの使い方はすぐには変わらず、すぐに小型化することはなかった。またmT管が高価であったことからmT管ラジオは割高で、真空管式のスーパーラジオの基本構成として、周波数変換-中間周波増幅-検波増幅-電力増幅-電源整流の5本の真空管で構成されるため、「5球スーパー」と呼ばれました音を選んでみた。

又話はそれるが当時mT管では有名なムラード(Mullard)は、かつてイギリスに存在した名門真空管ブランドであるが、当時1950年頃には松下電器産業株式会社に下請けとして外注していたと言われたいる。

 

スピカーについては1番目はTANNOY ⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabine感度:約92dB~95dB、2番目はFyne Audio (ファイン・オーディオ) F500感度 :89dB、3番目は筆者が独自で改良したLS3/5a感度:約82〜83dB/W/m、4番目にSPENDOR SP3/1P感度:88dBと4台のスピーカを其々用行きに据えてラジオの視聴である、いずれにしても4セットのスピーカーはユニットは英国制でもあり基本的な音は共通するが、箱の形状音の出し方等特徴があり違う音が出るので筆者自身少し驚きもでもあった。

中でもTANNOY ⅢLZが一番効率は高く、LS3/5aが1番の低能率で5Wのアンプ駆動では厳しき限りである。以前SPENDOR BC-IIの音色が好きで同時代英国製スピーカーと比べると、やや高域寄りのバランスで線が細いがキメの細やかな美しい響きが好きでSPENDOR SP3/1Pを導入したが高域寄りのバランスは修正された様であるが弦楽器の音も心地良く聴く事はできた。

 

今回のプリメインアンプAG4との相性はSPENDOR SP3/1Pが一番良いと思った、但しAG4の馬力があれば筆者が改良したLS3/5aはやはりやだものではないポテンシャルを持っている様に聴けた。

AG4で聴くと、ジャズはエバンスの初期のジャズはタンノイを凌ぐ様にも思い特にPortrait In Jazzのアルバムの(降っても晴れてもCome Rain or Come Shine)スコット・ラファロ(B)、ポール・モチアン(Ds)とのピアノ・トリオが対話的に即興するスタイルは絶妙である、まさしく大人の匂いのジャズが聴けるのは特質ものである。

 

所謂音響機器の聴き比べで肝心なことは、本人の好きな曲で比べ、良く鳴る曲を選ぶこと、また色々なジャンルを聴き比べる事が肝心に思う、特に苦手な曲を選び如何にその辺りを上手く交わすことが出来るのを確かめる事も肝心である!

 

 

次に弦楽器演奏を試みる、最近闘茶したCDヨーゼフ・シゲティの17枚組のアルバムがあり視聴と共に試作品プリメインアンプAG4も比べるチャンスでもある、取り敢えず前に述べた様にアンプとスピーカーの相性はSPENDOR SP3/1Pと某君ご指名のTANNOY ⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabineの2台を同じ条件で交互に試聴を続ける。

 

筆者の好きなシューベルトをと何故か知らぬ間に此のアルバムを聴くのが多い、シューベルトのヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D 934 Op.159 Schubert, Franz : Fantasie for violin and piano C-Dur D 934 Op.159シューベルトの晩年の曲である。

シューベルトは1826年から1828年まで、1827年にオーストリアのグラーツを短期間訪れた以外は、ずっとウィーンに住んでいた。1826年には、交響曲(D.944、後に「偉大なハ長調」として知られるようになる)を音楽友の会に献呈し、その見返りとして謝礼を受け取った。弦楽四重奏曲第14番ニ短調(D. 810)は、「死と乙女」の変奏曲を伴い、1825年から1826年の冬に作曲され、1826年1月25日に初演された。同年後半には、弦楽四重奏曲第15番ト長調(D 887、初版は作品161)、ヴァイオリンとピアノのためのロンド ロ短調(D. 895)「華麗なるロンド」、ピアノソナタ ト長調(D 894、初版は幻想曲ト長調作品78)が作曲された。彼はまた、1826年に3つのシェイクスピア歌曲を作曲した。そのうち「Ständchen」(D. 889)と「An Sylvia」(D. 891)は同じ日に書かれたと言われており、前者は午後の散歩の途中で立ち寄った酒場で、後者は夕方に宿に戻る際に書かれたという。

 

シューベルトは驚くほど多作で、短い生涯で1500曲以上を作曲しました。彼の作曲スタイルは生涯を通じて急速に発展しました。彼の作品の中で最も多いのは独唱とピアノのための歌曲(約630曲)です。シューベルトはまた、2声以上の声部による世俗的な作品、すなわちパートソング、合唱曲、カンタータも数多く作曲しました。彼は8曲の管弦楽序曲と7曲の交響曲を完成させ、さらに6曲の断片を残しました。協奏曲は作曲しませんでしたが、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲を3曲作曲しました。シューベルトは独唱ピアノのための多くの楽曲を作曲し、その中には間違いなく完成している11曲のソナタと、完成度の異なる少なくとも11曲のソナタ、多数の雑多な作品、多くの短い舞曲、そしてピアノ連弾のための多数の作品が含まれています。彼はまた、断片的な作品を含む50曲以上の室内楽曲も作曲しました。シューベルトの宗教音楽作品には、7つのミサ曲、1つのオラトリオ、1つのレクイエムのほか、ミサ曲集の楽章や数多くの小品が含まれる。舞台作品は20作品予定されていたが、完成させたのはわずか11作品だった。

D934の幻想曲もD940同様、シューベルトの死の年に書かれた傑作です。全部で4つの部分に分かれていますが、それも他の幻想曲同様切れ目なく演奏されます。

 

 

静寂の中から細く細く音楽が紡ぎ出されてくる第1部の冒頭は神秘的であります。いきなりシューベルトの幽玄の世界に引き込まれます。第2部で音楽が高調していったん元の静けさに戻ると、第3部が始まり、聴き慣れた旋律が聞こえてきます。シューベルトの歌曲「挨拶を送らん(Sei mir gegruesst)」D741であります。シューベルトは自作の歌曲の主題に基づく変奏曲をこの幻想曲の第3部に置いたのです。この部分が全曲の半分近くを占めます。主題自身がシューベルトらしく心に染み入るような旋律である上に、馴染み深いこともあり、この第3部は実に聴き応えがあります。その最後の部分では第1部冒頭の旋律が回帰してきます。その素晴らしさ。第4部はフィナーレらしく明るく楽天的な曲となっていますが、最後にまた「挨拶を送らん」が登場しきます。「挨拶を送らん」はなんて愛くるしい曲なんでしょうね。胸が詰まりそうになりますネ。

 

今まで筆者はシューベルトのヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D 934 は、ヨハンナ・マルツィ(Johanna Martzy, 1924年10月26日 - 1979年8月13日)ルーマニア出身の、ハンガリーで活躍したヴァイオリニスト。もっと知られて欲しいヴァイオリニストです。ティミショアラの出身。6歳からヴァイオリンをはじめ、1934年にブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学してイェネー・フバイのクラスに入る。
13歳でデビューを果たしたが、第二次世界大戦のために活動を中断。1947年にジュネーヴ国際音楽コンクールで入賞してからはスイスに居を定めた。1953年にイギリス・デビューを果たし、1957年にはアメリカ・デビューも果たした。1960年代半ばからは、イシュトヴァーン・ハイデュとデュオ活動を活発に行った。

 

マルツィと言えば、その流麗な歌い回しで横へ横へと歌い継いでいく能力に関しては抜きんでたものがありました。素朴な美しさは群を抜いたいる様に思いました。

使用楽器はスイスの富裕な出版主であり楽器コレクターでもあったダニエル・チューディは、1949年に彼女と出会った後、当初は別のヴァイオリン(ピエトロ・ジョヴァンニ・グァルネリ)を貸与しました。しかし、その楽器がマルツィの力強い演奏スタイルに合わなかったため、自身が1936年に入手していたこの1733年製カルロ・ベルゴンツィを彼女に貸し出すことにした、という経緯があります。

 

 

今回ヨーゼフ・シゲティの17枚組のアルバムがあり名手シゲティによる最円熟期モノラル時代の名盤が素晴らしい音質で初集成との事で演奏家の主観を排し、ヴァイオリン特有の甘美さをかなぐり捨て、楽曲そのものを端的に表現する〈新即物主義〉の旗手として20世紀のヴァイオリン演奏の美意識を先導したシゲティである、筆者がシゲティの魅力を再認識したのはつい最近のこと である。ジョゼフ・レヴィーンによるシューベルトの「幻想曲 ハ長調 D.934」は、1949年11月21日に録音された、2人の巨匠による唯一の共演記録こそうかがえる、色々な音楽雑誌でも今だにシゲティは歴史的な名盤と言われているが今回じっくり聞いてみました。 ゼフ・シゲティ(Joseph Szigeti, ハンガリー語: Szigeti József [ˈsiɡɛtiˌjoːʒɛf], 1892年9月5日 - 1973年2月19日)は、ハンガリー出身のヴァイオリン奏者。日本ではヨーゼフ・シゲティという表記も多く見られる。ハンガリー語名で姓・名の順に呼ぶとシゲティ・ヨージェフまたはスィゲティ・ヨージェフとなる。 最近オーディオ関係の雑誌、SNS等にて音のことが語られているが、レコード、CD、音楽配信サイトで聴くことは至って容易になりソフトを探し求めるは大変容易になりある程度の音質も良く視聴するには大変便利な世の中になった物である。

 

後期高齢者となると日々の生活も単辺で、昔の様にオーディオ機材に使える金銭も大変でバージョンアップも間々にはならない、世の様な事と違い各オーディオメーカーの機材の価格は天文学的に上がっている、以前から機材は現状維持で持ち堪え、死ぬまで好きな音楽を聞き続けようと思い、音楽愛好家と称している。

 

此処で主に弦楽器聴きだすと、TANNOY ⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabineが奏でるヴァイオリンの音色は群を抜く、ジャズ等ではあれだけ良い切れ味でなっていたAG4はあの真空管を使用の弦楽器の倍音、膨らみに欠ける細やかなニュアンスは300Bに分があるように聞こえる、例えがリード楽器木管楽器を聞く場合リードに触れる唇の様が見える様に感じさせるニュアンスはAG4では感じられないのが誠に残念に思う。音楽鑑賞用に揃えるAG4なら十分合格品に思う。

 

 

全貌が明らかにされたシゲティのアメリカ録音

シゲティのアメリカにおける録音活動は、1938年2月、モーツァルトのディヴェルティメント第15番をヴァイオリン独奏と室内オーケストラというユニークな形で演奏した録音で開始され、翌39年のアメリカ定住後はほぼ毎年のように録音が行われ、ステレオ録音が本格的に開始される直前の1956年のブラームスのソナタ2曲まで継続されました。アコースティック時代からレコード録音を始めたシゲティは最晩年のステレオ時代にいたるまで長い盤歴を誇るアーティストですが、1939年代までの英コロンビアへのSP録音と最晩年のマーキュリーに残したステレオ録音、それにヴァンガード・レーベルから発売されたバッハの無伴奏全曲は広く知られ、CD時代に入っても再発売が繰り返されてきていますが、SP時代後期からモノラルLP時代の約20年弱をカバーする米コロンビアへの録音は、シゲティが最も盛んに演奏活動を行い、脂の乗り切った円熟期の演奏であるにもかかわらず、1992年に5枚分のCDがMasterworks Portraitのシリーズで復刻された以外はまとまった形で焦点を当てられたことがなく、その意味でもこの17枚組のセットは長年のシゲティ・ファン、ヴァイオリン・ファンの渇を癒す、画期的なリリースを申せましょう。

 

英コロンビアのSP録音で高く評価されていたヘンデルのソナタの再録音(1954年)、難曲として知られる幻想曲(1949年)をはじめとするシューベルトのヴァイオリン作品も音楽の核心に迫るシゲティのアプローチが心を打ちます。SP時代は盤面片面4分という制約もあって小品の録音が好まれましたが、シゲティもそうしたニーズに応えるかのように、フランソワ・シューベルトの「ミツバチ」、ムソグルスキーノ「ゴパック」、チャイコフスキーの「感傷的なワルツ」やドビュッシーの「月の光」など、ヴァイオリンという楽器の特性を生かした技巧的な小品を録音しています。

 

 

同時代音楽への献身の記録

最初に登場するは、シゲティが力を入れた同時代音楽では、作曲者と共演したバルトークのラプソディ第1番と「コントラスツ」(クラリネットはベニー・グッドマン、いずれも1940年)、ストラヴィンスキーがピアノ伴奏を買って出た「デュオ・コンチェルタンテ」(1945年)と「ロシアの娘の歌」(1946年)、ヘンリー・カウエルとのヴァイオリン・ソナタ第1番(1952年)があるほか、作曲者から厚い信頼を置かれていたプロコフィエフの作品では、ヴァイオリン・ソナタ2曲(1949・45年)、そしてオイストラフが取り上げなかった「無伴奏ソナタ」(1954年)が貴重な時代の証言といえるでしょう。これらのほか、ドビュッシー(1942年)、ラヴェル(1953年)、ヒンデミット(1953年)、ブゾーニのソナタ第2番(1956年)、ブロッホの「バール・シェム」(1940年)の録音も残されています。

[CD1]

 1. バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番 Sz 86

 2. バルトーク:ヴァイオリン、クラリネットとピアノのためのコントラスツ Sz 111

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ベーラ・バルトーク(ピアノ)、ベニー・グッドマン(クラリネット:2)

  [録音]1940年5月2 & 13日、ニューヨーク、ワールド・ブロードキャスティング・スタジオ

 3. ブロッホ:バール・シェム

 4. ミヨー:ブラジルの郷愁 Op. 67 ~ 第9曲:スマレー

 5. ファリャ(シゲティ編):三角帽子 ~ 粉屋の踊り

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、アンドール・ファルカシュ[アンドール・フォルデシュの変名](ピアノ)

  [録音]1940年6月4日(3)、1940年6月5日(4-5)、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール

 6. モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K 287「第2ロドロン・セレナード」

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、マックス・ゴーバーマン(指揮)室内オーケストラ

  [録音]1938年2月14日、ニューヨーク、コロンビア・スタジオ

 

 

求道的な芸術家との誉れ高い ヨーゼフ・シゲティは、1892年ハンガリーのブダペストに生まれた。 彼は幼少時からプロの音楽家だった父とおじから ヴァイオリンの手ほどきを受けていたが、やがてブダペスト の王立音楽院でイェネ・フーバイに師事し本格的な勉強を始めた。ヨアヒムや ブゾーニといった巨匠からもその才を認められて親しく教えを受け、 10歳で初めて公衆の前で演奏し、早くも1905年13歳で ブダペスト・デビューを果たした。ベルリンとドレス デンで演奏した後、1907年にはロンドンにてデビューし、6年間イギリスを 中心とした演奏活動を行った。このように彼は10代のうちからすでに国際的なヴァイ オリニスト、学究的音楽家として広く世間に知られるところとなっていたのであった 。第1次世界大戦中はやむなく音楽活動は 中断したが、20年代に入って急速に活動を展開、24年から27年の間になんと11回もソ連を訪れている。

彼の音楽表現は感情的な衝動にはいささかも 由来しなかった。あえて美音や聴衆に好まれる華やかな技法を求めず、常に音楽そのものの持つ 精神性を重視し、学究的な裏付けを持って細心の注意を払い演奏する・・当初アメリカではそんな 彼のスタイルは控えめすぎると不評で、クライスラー、ハイフェッツ といったスター・ヴァイオリニストのようにいつも大きなホールを超満員にすることはなかったが、 彼の演奏会には、積極的に音楽を求める熱心な聴衆や知名度の高いヴァイオリニストたちが好んで 聴きに集まったという。

シゲティは1960年代前半に演奏活動を打ち切るまで、 その時代の最も傑出したヴァイオリニストの1人として世界を股に掛けた活躍を続けた。一 時はアメリカに移り住んだが、1950年代後半にヨーロッパに戻りスイスに居をかまえ、 後進の指導にも尽力した。引退後はおもに著述に時間を費やし、 数々のヴァイオリン作品の校訂を行った。

 

 

[CD5]

 1. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op. 12-1

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)

  [録音]1946年5月20日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール

 2. シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ニ長調 D 384

 

 

 3. シューベルト(カール・フリードベルク編):ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D 850 ~ 第4楽章:アレグロ・モデラート

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、アンドール・フォルデシュ(ピアノ)

  [録音]1942年4月17日(2)、1941年11月26日(3)、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール

 4. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op. 30-2

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)

  [録音]1949年5月7日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 

 

[CD10]

 1. シューベルト:華麗なるロンド ロ短調 D 895(Op. 70)

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、カルロ・ブソッティ(ピアノ)

  [録音]1952年1月24日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 2. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op. 96★

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)

  [録音]1951年4月18-19日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 3. シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 D 574(Op. 162)

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、マイラ・ヘス(ピアノ)

  [録音]1952年6月、プラド、サン・ピエール教会

 

 

[CD8]

 1. シューベルト:幻想曲 ハ長調 D 934(Op. 159没後出版)

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ジョゼフ・レヴィーン(ピアノ)

  [録音]1949年11月21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 

 

 2. コレッリ(レオナール編):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op. 5-12「ラ・フォリア」

 3. ドビュッシー(ローレンス編):月の光 L 75-3

 4. ラロ(シゲティ編):歌劇「イスの王様」 ~ オーバード(朝の歌「愛する者よ今はもう」)

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、アンドール・ファルカシュ[アンドール・フォルデシュの変名](ピアノ)

  [録音]1940年6月5日(2)、1942年4月22日(3)、1941年3月21日(4)、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール

 5. チャイコフスキー(グルーンス編):感傷的なワルツ Op. 51-6[CD2の9と同一演奏。LP発売時のアナログ・マスターからの復刻]

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ハリー・カウフマン(ピアノ)

  [録音]1944年12月4日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール

 6. J.S.バッハ(シゲティ編):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002 ~ 第4楽章★

  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、アンドール・フォルデシュ(ピアノ)

  [録音]1941年3月21日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール

 

 

《CD14》
 1. J.S.バッハ(シュレック/シゲティ編):ヴァイオリン、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲 ト短調 BWV 1056R*[原曲:チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV 1056]  
  [演奏]
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
  [録音]1954年1月13日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
 2. Jヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV 371
  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、       
    カルロ・ブソッティ(ピアノ)
  [録音]1954年1月13日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 

 

 

 3. Jタルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調[カデンツァ:シゲティ]  
  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
  [録音]1954年1月15日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
 4. Jタルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調★   
  [演奏]ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン) カルロ・ブソッティ(ピアノ)
  [録音]1954年2月22日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 

 

確かにこの様に音響機器の試聴をする事は筆者には大変難しい事と思った、勿論今まで音響機器は興味本位で聴いてはいるが、未だ音楽情報はずいぶん偏った傾向もある、特に好きな分野の音楽が上手い具合に鳴れば思わず聴き入ったしまうのだ、確かに音響機器により最終的には個人格差が出てしまう、その様な格差が機材を選ぶ楽しみかも知れないタカが趣味とは言え今回の試作品についてもこのメーカーはガレージメーカーの作品と思うが音質に関しては一種トランジスター(石)の追求の結晶なのかも知れない。

 

AG4プリメインアンプはスピーカーとの相性の問題で4種類のスピーカーを交互にテストしたがジャズ関係ではエバンスの初期のスコット・ラファロ(B)との共演アルバムは素晴らしい音色を感じた、兎に角ベースとピアノの対話それに関わるドラムのリズム、同じピアノとリオながら但し筆者の好きなOscar Petersonトリオの演奏ではもう少し暖色系のサイドマンがピアノを持ち上げる演奏が欲しかった様にもおむう、真空管との違いが現れたピアノ演奏との違いであった。AG4プリメインアンプの音はとても綺麗で他社のプリメインアンプと比べ音楽を美しく聴かせるツボは心得ている様に思った。

また北村英治(cl) スコット・ハミルトン(ts) エディ・ヒギンズ(p) 遠山晃司(b)が演奏するVintageのアルバムもリアルな演奏が楽しめるが、真空管に比べ演奏者の羅列が一直線の様に莞爾、メンバーの奥行きが少ない様に思う、特にオーケストラではこの様な鳴り方は大切で若干ではあるが欲しい気もする、一般的なプリメインと比べれば相当水準は高く聴けた。しかし残念に思うは北村のクラリネットのリードを吹く仕草が三極管300Bのように見えないのは誠に残念に思う。

何方かと言えば筆者にはジャズ系統の音楽の相性は良い今年の夏はイージーリスニング的によく聴いたBaila Nova(バイラ・ノヴァ)のボッサは心地良く響いた。5WのプリメインアンプAG4の音は音楽を何時迄も聴き続ける要素は条文位ある様である。

 

 

今回これ程多くのヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)演奏を長く聴くことも珍しいが、PENDOR SP3/1Pが意外と相性が良く聴き続けた、久しぶりの快挙でもあった。シューベルト:幻想曲 ハ長調 D 934、ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ニ長調 D 384、ヴァイオリン・ソナタ イ短調 D 574と聴くうちにヨハンナ・マルツィのヴァイオリン、最新のイザベル・ファウストのシューベルト作品集を思い出しまが、まるで比べ物にならない真の太い説得力あるヨーゼフ・シゲティは別物に感じた次第である、勿論真空管300BでTANNOY ⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabineを聴く事はこの上ない優越感を味わえる、弦楽器独特の膨らみのある音色はTANNOY独壇場を制覇出来るは、ある程度整った三極管の球のアンプが一番と改めて悟った次第でもある。誠に残念ではあるがヴァイオリン本体の胴鳴き弦独特の膨らみ穂些細な音は残念ながら石のアンプでは只美しさのみの響きに終わったいたのである。

 

現在使用の300B球はzaika5300を使用するが、WEのオリジナルより若干小さな球であるが現在の機器との相性は良さそうでもある。国産品とも聞くが定かではない。又偶に尋ねる秋葉原の真空管の老舗の店主曰く、国産品の球は海外製品と比べ数値の誤差が少なく24本入りのケースをテストすれば空地の違いは少なく粗良品であると話していた事を思い出す。

尚当時のMT管特にプリアンプに使われる事が多いこの球、12AX7/ECC73等は松下電器産業は、オランダのフィリップス社から製造技術や設備の提供を受け、ムラード(Mullard)製に酷似した特性と構造を持つ真空管を国内で生産していました。

 

 

以前ステレオサウンド誌で掲載されたⅢLZのユニットとLUXMAN SQ38の組み合わせはオーディオ黄金期の「黄金の組み合わせ(名コンビ)」として非常に有名で、高く評価されていますが正にTANNOYのユニットには球のアンプが相性は良さそうである、見た目も如何にも火屋(ホヤ)から篭れるあかりが見た目にも良い音を啜るビジュアルにも好印象を与える所も見受けられる。

 

但し今回のテストで一番驚くは以前五味康祐先生は絶賛したシゲティが演奏するヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV 371が鳴り出したところである、筆者もこのヘンデルのヴァイオリン・ソナタが好きでレコードではARCHIVレコードから販売されたエドゥアルト・メルクス((vn)エドゥアルド・ミュラー(cemb/org)アウグスト・ヴェンツィンガー(vc)はバロック音楽らしくお気に入りの演奏だが、他にはJosef Suk(vn)、Zuzana Růžičková(cemb/org)等他に6〜7セットは所有するが今回のヨーゼフ・シゲティ(v)、カルロ・ブソッティ(ピアノ)のヘンデル:ヴァイオリン、ソナタには第一声から驚いたのであり、感動したのである、思わず聴き惚れるとはこの事か、ヨーゼフ・シゲティ音楽の深さを初めて体験した思いがある、何せ流石名盤である。

 

後日に残るは筆者の好きなベートーヴェンの交響曲等少し時間を頂き次回に、あまりもりの有名なブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op. 78終楽章(第3楽章)に自身の歌曲「雨の歌」(作品59-3)の動機が使われていることから、親しみを込めて《雨の歌》と呼ばれています好曲をヴァイオリニストの大御所二人で聴き比べて見ようと思います。先ずはジョコンダ・デ・ヴィートの気高く美しいヴァイオリンの音色が光り、エトヴィン・フィッシャーの深みのあるピアノが、楽曲に豊かな陰影をもたらしています。歴史的な名演奏と言われるアルバムとヨーゼフ・シゲティの甘美さに流されず、詩情と構造のバランスを重視した、聴く者の心に染み入る厳そかな表現が魅力です。シゲティのいぶし銀のような深い味わいと、名ピアニスト・ホルショフスキの繊細で滋味深いタッチが完璧に溶け合っているアルバムをTANNOYで確かめてみるつもりす。

 

勿論筆者の家にある石のアンプも5~6台所有するが大人のジャズを聴くためにもSPENDOR SP3/1PDEとの試聴をしてみようかと試そうかと思う次第である、音響機器の相性の問題は様にさまざまでもあり、面白き次第でもある。ブラボー!