先日、母から誕生日プレゼントでもらったNIKEのスニーカーを失くした。
それはそれは大事に履いていたので2年経っても全然ピカピカだった。
なんならダンス用として履いていたので、泥なんてついていないし。
お気に入りだったので、初めての韓国旅行にも履いて行ったが、帰ってきてからはキレイに拭いてあげた。
それくらい大好きだったNIKEのスニーカーなのに、私はダンスレッスンのあとにどこかに置き忘れてしまったようだ。
気付いたのは1ヶ月後。
ダンスの時にしか履かず、車の後部座席にふだんは乗せたままにしていたため気付くのが遅かったのだ。
一ヶ月前に使ったダンススタジオに問い合せたし、なんなら探しに行ったのに見当たらなかった。
あんなに大事なものだったのに、シューズケースにも入れずに裸のまま持ち歩いていた。
どこに置き忘れた?
まさか、あのとき外で話しててそのまま置き忘れたのか…。
それともトイレに…?
…
(許さん。)
無性に腹が立った。
失くしたのは自分のくせに、「盗まれたに違いない!!!」と言って架空の人物にとにかく怒った。
「お気に入りだったのに!!お母さんが買ってくれたスニーカーだったのに!!何ならもう一足買ってダンス用と外出用で履きたかったのに!!!」
そう怒る私の横でなだめる彼が
「じゃあ実質2足失くしたってことか。」
と言った。
「…たしかに!!!!!!!!!!!!」
「たしかになんかい(笑)」
2足ほしかったのに1足も手元にないんだから
2足なくしたんだわ!!!わたし!!!!
意味わからないのに納得している私に彼は横で大爆笑しているのだけれど、ここからさらに怒りがヒートアップしてそのうち涙が出てきた。
立ち直るのには実質1年はかかるだろう。