5月26日
この日は私が中学時代、もっと正確には高校受験期間中、楽しいことなんてなく泣きそうになりながら乗っていた塾に向かう車の中でふとYouTubeホームに出てきて、その後自傷癖すらあった私という人間を人生ごとまるまる変えてしまった、山よりも高く海よりも深く愛している推しの生まれた、自分の誕生日よりも大切で愛しくて嬉しい日です。
そして今年は誕生日当日、いわゆるリアバ（リアルバースデー）に毎年恒例の生誕祭が開かれました。
今年度の生誕祭について考え始めたのは開催の数ヶ月前でした（覚えてないけど多分そう）。
大学生になり、バイトを始め、留学も終わり、ある程度落ち着いた今年、私は人生で初めてのフラワースタンドを出すことに決めました。
フラスタ、馴染み無い界隈はマジで無いと思う…邦ロックとかよくあるかな？なかよしバンドさんから！とかレコード会社から！とかってお花置いてないですかね…あれです
さすがに1人で出すつもりは無かったです。自立フラスタって最低でも7万出さないと様になりません。むりです。月収8万です。
なので仲の良い、出そうと決めた時からこの人達しかいないと思っていた同担2人を巻き込みました。その節はすみませんでした。私にはおまえらしかいませんでした。
まあ結局話し合いの中で自立型はきびい（割り勘といえど3人、そして7万とは最低ラインの話なので）となり、卓上型にしました。
フラスタ 卓上 とかでググってもらうと出てくると思うんですが、そういうやつです。小さめの、両手で持てるようなかわいらしいサイズのこじんまりしたものです。検索ワードをフラスタ 自立 とか、フラスタ メン地下 すごい とかにしてもらうと、自立最低ラインの価格帯のものからたぶん50はかかってるすげ〜のも見られます。
うちの生誕祭のフラスタは置く権利から抽選が始まります。別に落とすほどいないのではとも思うけど、万が一ってことがあるので向こうで数と大きさを管理しています。高さ1m・幅2m以内で、だいたいそんなかんじなんじゃないかなと思います。特に推しはリーダーで1番ファンの母数もあるので、ほかのメンバーよりちょっと厳しめの可能性もありますそこはマジでほんまにしらんけど
そんなことはいいんですが 今回めちゃ長々書く予定なので全部喋りますね
フラスタを計画する流れは人によると思います。まずだいたいのデザインを決めました。そこが決まらないとお話にならないのです。
卓上フラスタの要素としては、不織布、バルーン、風船、イラストボード、メッセージボード、大きさによって椅子やその他小物等が主だったものです。その中からどれをどう配置するのかを考えるのですが、これがまあ大変な作業 自分の中で何個か案を出して（主に不織布によって印象が変わるので色合いの幅がメイン）、連名のお2人にも考えていただいて、なんだかんだと話し合って大元を決め、そこからもう少し練って本体のだいたいの印象感を決めました。
同時並行でボードの形や内容、使用するお花の選別と配置、あと大きな作業で言うとイラストを進めます。今回のイラストは連名3人分それぞれの推しの好きなビジュをヒアリングして私が描きました。ここは仲のいいのに絵が描ける人がいたらそちらへの依頼も主流です。
あとはその他装飾だとかそういった細かいところも思いつくだけ話し合って、我々の妄想を形にしていきます。
フラスタ設置権利抽選申込開始までにこれらを粗方進め（普通に申込開始がクソおせーだけですが）、権利の獲得後依頼先の企業が選んだ花屋と具体的な話し合いになります。
たとえばこの花は使えるかどうか、たとえばボードの形はいじれるかどうか、たとえばLEDイルミネーションをつけるかどうか（想定外すぎて聞かれた時めちゃくちゃ動揺した）、たとえばバルーンはつけるかどうかなどなど
先方の都合もさることながらこちらの都合もあるので、話し合いにはそこそこの時間を要します。そもそも運営のアナウンスが遅いこと、先方からの返信が24時間空くこともあること、話し合いが電話メインだったこと、私が大学とバイトで暇な時間帯が多くないこともあり、6日前にして見積もりが出ていないような状況でした。
しかしまあなんとか、どうにかこうにかデザイン完成にこじつけ（5日前くらいに）、期限2日で、、って言われて大急ぎで入金し、口座の残高が下から数えて4桁しかなくなりました。すごい。出てった金で撮影会かな❓てぐらいチェキ撮れる。
あまりに直前すぎて申し訳ねえよㅠㅠとなりながらもあとをお任せし、生誕前夜の25日夜10時頃、できたよーと渡された納品画像のなんとかわいいことか！！！！！！（20分盛り上がった）
実物はこちらに載せる予定はないので、もう1ヶ月も前ですがインスタやらTwitterやらで見てください。どうだ、かわいいだろう。
やってよかったなと思います。フラスタというものは1度やってみたかったし、どうせ人生で初めてやるなら絶対に推しの誕生日に渡したかったし、どうせ人生で初めてやるなら絶対にこの人達だという人達を無事に誘えたのでよかったです。
フラスタの話を最初にしましたが、時系列としてはチケットの申し込みが先です。開催日1か月前のことでした。
そもそも生誕祭のチケット自体についてですが、ファンクラブの有料会員が端的に言えば使った金額順のレベルごとに最優先・優先・一般とランク分けされています。チケット1枚の値段は変わりません。入場が先にできる=自分の好きな見やすい席を取れる=番号が早ければ早いほど前で見られるというだけです。ヤバい制度です。でも金使ったやつがいい番号取るの当たり前なんでそこはメインの話題ではないです、ファンクラブブログを更新してください。未更新のまま丸1年経ちました。
チケット販売時、お手伝いのお願いを呼びかけました。フォロワーじゃないのも見るかもだから一応説明、いやこれ説明むずいんだけど名義貸しでニュアンス伝わらないかな 本確無いから他人名義のチケットでも入れるんですよ、だからあの~~数打ちゃ当たるということです。味方がいればいるほどいい番号が取れるということです。
なるべく早い番号を取りたかったのでなるべくたくさんの方にお手伝いいただきたくて、でもまあ他にもお手伝い欲しい人はいるし、いつも特に仲良くしてくれる数人にお願いできたら万々歳だな！と、思っている時期が私にもありました
11人から連絡くるまでは…（多いよ）
皆様、5月中に直接お会いできた方はお礼のお手紙お渡ししてるかなと思いますが、その節はほんとうに大変助かりました。どうもありがとうございました。多いよ…
私と連番が1番びっくりしてたよ 後半顔見合わせながら怖いね…て言ってたよ
皆様のおかげで無事に複数の当選連絡をいただき、大変失礼ながらその中で最も番号の早いものをいただき、無事なんかいろいろできました。本当に、すみません。なにかあったら手伝いますので、すぐ連絡ください…
これの何が怖いって番号見るには金払うしかないから当選連絡きたやつ全部入金してたこと、私今年なんでこんなガチなんだ
とまあこのような流れでチケットの確保・フラスタの確保が完了しました。ここからはオプションで、オタクが自分の限界さを露呈してしまうだけのフェーズになるよ‼️フラスタも別に義務でもなんでもないから全然オプションなんだけど
さて私の推しは、踊ってみた界隈にいる推しです。振付ができます。もちろんこの人の作った振付がYouTube上に存在しています。ダンス経験がないとなかなかキマらないものから、一般人でも覚えやすい可愛いものまであります。オタクが人生初の踊ってみたを投稿するには、うってつけ❗️❗️❗️
踊りました。
（撮影にご協力いただいた皆様もありがとうございました。YouTubeとニコニコ動画に投稿していて、多分既にリンクを送ったりツイートしたりストーリーに貼ったりしているので、お時間合いそうでしたらぜひ見てください。）
さて今回のイベント、「生誕祭」と名がつきます。その名の通り生誕を祝福する回です。なんなら今年は誕生日当日の開催です。誕生日といえばプレゼント、推しといえばプレゼント、プレゼントといえば高いもの、プレゼントといえば限定品、女性が贈る好きな成人済男性へのちょうどいいプレゼントといえば、香水❗️❗️❗️
買いました。
（限定品の夏コレクションです。容器の色と名称の色が推しのメンカラだったんですが、ベースノートが推しの誕生花だったことが決定打となり購入しました。）
さて現場というもの、チェキを撮影できる時間があります。撮影会だともっと緩いのですがレギュレーションに従えば全部生身でなく小物を登場させたりも可能です。誕生日です。彼が主役です。誕生日、主役、男性、推し、つけたくない❓王冠。
買いました。
（なんならフラスタにも勝手にかぶせようと思って買いました。ケーキに乗せることを想定されて作られたようですが、サイズ感ちょうどよくてかわいいので、使いたいなという時は貸します。）
ここからは当日、生誕祭が終わってからの文章となります。フラスタを実際に見た感想などその他諸々です。まだまだ長くなるらしく自分でも気が遠くなりそうですが、お付き合いください。
まずフラスタなんですけど、ここに置いてあるよーって連絡きていた場所は卓上置き場だったので、結構何個かあったんですね 5機とかだったかな
どうやらその中でも端に設置されたようだったので、どんなもんかな~と楽しみにしていたのですが、結論から言って想像の3倍デカかったです
びっっくりしました デカすぎて 本当に
卓上で出していいサイズだったんでしょうかあれは、今回の卓上の中で1番デカかったです なんなんだよ
まあもうちょっと出てたら自立になってたかしらみたいなのに近い額を出してるので、そりゃそうと言えばそりゃそうかも、、、、、目立っててよかったけどね、あとめちゃくちゃかわいかった。画像もらっただけで大興奮で寝れなかったけどやっぱ実物違う、マジで1時間眺めてられるなと思った。あの感覚は病みつきになりますね 自分の妄想がどんな風に形にしてもらえるのか、ツイッターでちょくちょくこのラフこの条件でこんな意を汲んだ素敵な絵を、、！！？みたいなの流れてくるけどあれはこんな気持ちなんだろうなって…
その他オプション部分についても無事本人に伝えられたので満足です。
基本的に演者って私のような大学生アルバイターとかよりもはるかに忙しいと思ってるし、推しは生誕の準備どころか振付業もあり事実多忙なので、あとふつうに異なる人種なので推しだけでなく規模感に関わらずあらゆる演者オタクのことそんな見てると思ってないんですが、あれマジで見てるんですよね
SNSアカウントを作った某大手アイドルはリプライも引用も質問箱も見てるし、ていうか公式が無いのは自垢で見てるし、日本の最大手どころか世界の最大手アイドルですらファンの描いた絵を見て全く同じタトゥーを入れたりとかファンの編集した画像載せた画像をそのままストーリーに転用したりとかしている
世界レベルの最大手であのぐらい見ているということは知名度規模感が狭まってくるとマジでほとんど見てる 公開SNSアカウントがある人間、言葉には気をつけましょう、あいつら全部見てます 演者によってはツイートを把握していて会った時にその話を出してくるし、自分の死角や水面下で何が起こっているかも把握してるし、なんならそれを該当メンバーとかグループに共有してるし、ちょっとコンスタントに会うと短期記憶が繰り返し行為によって長期記憶になってしまって顔見ただけで前回の話の続きから始まる
そんなことはどうでもいいんですが本人今回の諸々をきっちり把握してくれていて、わけわからない いやうれしいけど うれしいけど 急激に金を持ち急激に現場数が増え急激にこうなったのでずっとあれ⁉️あれ⁉️ってなってる ありがとう、マジで生涯収支マイナス…みたいな勢いでたのしくつっこんだので報われます（報われるためにやっているわけではないですが）
投稿した動画、みなさんに褒めていただけてにこにこでした‼️にこにこと言えばニコニコ動画がしばらく死んでいて私の投稿したものも未だ見られない状況ですが、ゆちゅぶにもあがってるのでぜひ見てください。頑張ってます。
途中途中出てくる私以外の人間たちは懇意にしているフォロワー数名にご協力いただいたもので、それのお礼も各位には既にお伝えしてるかなとは思いますが、各位の演者にもお礼参りしたいところ 大変かわいくできて満足
公演もとても良かったです。生誕には毎年ゲストというものが来ます。これまでの統計と前回からだいたい予想はつくのですが、今年はガチの予想外が来て、どんな懐古演目よりも絶叫があがっていました。演者の引退によりもう二度と見られないと思っていた演目が、さすがに別の人間を入れてですが目の前で行われ すごい
私は私でこの界隈と今の推しに入るきっかけのひとつとなった演目が本家演者で開催されてしまい、なんなら落ちサビでこの人達から入って好きになった今の推し本人すら出てきてしまい、クソしゃくりあげていました。
マジで無限に連なってしまうためそろそろ切り上げますが、なんか今年めちゃくちゃ頑張ってて自分でもウケたし、もちろん褒めてもらいたいとかのためにやってるわけじゃないけどフォロワーにも動画は特にリアルの知り合いにも推し本人にもめちゃくちゃ褒めていただけて、頑張ってよかったな~と思いました 結果5月以来死ぬほど金が無いですが、正直金なんてどうにでもなるから……推しはほら、ダンサーってさ、歌ほど長くいられるわけじゃないから………………………😭😭
まあひとまずこのあたりで切り上げようと思います、長々お付き合いいただいた方がもしいたら、本当にすみません──────
推し~1ヶ月も経ってもてるけど誕生日おめでとう~~~生誕投稿ください~~~~~~~~😂
2024年度生誕祭開催および参加にあたり、チケット発売日当日に変なもん見てブチ切れの私に寄り添ってくれ申し込みに手を貸してくれた愛しいフォロワーたち、今年も一緒に行ってくれた唯一無二の同期同担、フラスタのはじめてを一緒にもらい合ってくれた2人に心から、私のこの人が好きだという気持ちと同じくらいの愛をもって御礼申し上げます。
お読みいただいた人間たちも、ありがとうございます。特にインターネットではなく現実で知り合った人間たちに読んでいただいたのがいたら、御礼申し上げるので直接連絡をください。
生誕準備自体、構想を含めると何日も何週間も何ヶ月もかかりますが、それを書き残すためのこのブログですら何ヶ月もかけて書いていて、ちょっとキモいですね
ここが主戦場ではないのに連絡をくださったみなさん（なんなら人伝にお手伝いいただいた方もいらした）、きっとタイムラインには他にも手伝いを求めるツイートがあったはずなのに私に力を貸してくださったみなさん、この人を知れたからこそ出会えたあなたたちへの感謝を、大切な友人としていわゆる卒論で言うところの謝辞にし、締めとさせていただきます。ちょっと真面目すぎたというか、気恥ずかしい気がしないこともないですが、愛なんて伝えてなんぼですのでこれでいいこととします。
お金だけは大切にしてください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。