不妊治療や離婚に関するニュースや記事について
コメントや解説をします
今回の記事
弁護士のコメント・解説
不妊治療を止めた後に、
夫から突然離婚を要求され、
不倫も発覚したという実話を基にした記事ですね
実際に、
不妊治療中や、
不妊でお子様を諦めた後に、
夫の不倫が発覚し、
離婚問題になるご相談をお受けすることもあります
記事のケースは、
男性不妊なのに妻が責められたという非常に辛いケースですね
不妊の原因が男性である事も少なくなく、
夫が当初から検査等、
治療に協力的なら結果は違ったかもしれません
配偶者の不倫が発覚した場合、
配偶者から離婚を求められたとしても、
それに応じなければ、基本的に裁判であっても離婚は成立しません
不倫をされた側(今回のケースだと妻)は、
離婚するかどうかにかかわらず、
配偶者と、不倫相手に対して、
慰謝料を請求することが可能となります
また、不妊治療中に不倫していたことが発覚した場合、
慰謝料の金額の算定上、
そのことが慰謝料の増額の理由として、
考慮される可能性もあります
ただし、
不倫を証明する十分な証拠があるかどうかが重要となるため、
実際に配偶者や不倫相手に対して請求する前に、
一度、弁護士に相談して、
証拠をチェックしてもらうことが重要です
【筆者弁護士、事務所情報】
〒150-0044 東京都渋谷区円山町6-7 渋谷アムフラット1階
甲リーガル法律事務所(きのえりーがるほうりつじむしょ)
代表弁護士 甲野裕大
TEL:03-6416-1595(代表)
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当ブログに記載されている内容は、
あくまでも筆者個人の見解であり、
全てのケースに必ず当てはまるものではありません。
ケースごとに色々な事情があり、
最終的に判断するのは、
裁判所であることはご留意ください。
したがって、実際のケースでお困りの際には、
当ブログの内容をそのまま鵜呑みにするのではなく、
弁護士に相談されることをお勧めします。
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