ここ数年に比べて、日本に上陸する、上陸するかもしれない台風の数が少ないなぁと思ってたんですが、10月は例年より発生数が多くなるかもしれないというネットの記事を見てちょっとビックリしました。

日本には来てない(台風の進路が逸れている)だけだったんですね。

これって防災の取っつきにくいところの一つだと思うんです。日本に来る台風が少なければ、やっぱりその危機感て薄くなると思うから。

危機感が薄くなれば、その準備も怠ってしまうと思うんですよ。

 

さて、台風もそうなんですが、雨量とか風の強さって天気予報などでよく耳にしますが、イマイチ、ピンと来ない人っていると思うんです。

実際、僕もそうです。

「1時間の雨量が30ミリから40ミリ」とか「風速20メートルの風」とか、どれくらいの強さかイメージつきますか?

 

それを解決してくれるものが気象庁から出てました。

それがこれ↓

 

リーフレットPDF

 

これはとても良くわかる資料です。

説明もわかりやすくて、イメージがつきやすいです。

 

 

雨の降り方とか風の吹き方とかイメージがつくと、マイタイムラインも作りやすいんじゃないかなとか思ってます。

 

最近というか、この夏前とかからマイタイムラインということをよく耳にするようになりました。

 

マイタイムラインとは何か?

ざっくり言うと、災害時、特に風水害時の避難のための自分の行動予定表です。

台風の進路にぶつかった時、川が氾濫するかもしれない、土砂崩れが起こるかもしれない、家族に高齢者がいる、妊産婦がいる、乳幼児がいる、障害を持った者がいる。。。など、避難をする時に考えなくてはいけないことを、災害が発生した時を0(ゼロ)として、数日前に遡って、いつ、誰がどんな行動をするかをスケジューリングしておく表になります。

 

もちろん、ペットがいる人にも必要なものです。

自分の住む場所にどんな被害が起こるのか、被害が起こった時にどこにいるのが安全なのか、その時までに何を準備し、行動するか。。。

そのようなことを考えながら、自分の命と家族の命とペットの命を守るということを大前提に平時に作っておいてもらいたいです。

自宅避難を選択するなら、何をどう備えるか?、どこかへの避難を考えるなら、事前に連絡は?どのタイミングで行動するか?などをシミュレーションしながら、考え、整理して作ります。

 

こういう準備がなければ、判断に躊躇してしまい、命の危険の可能性を生んでしまうかもしれません。

そうならないためにも頭の中で考えておくだけでなく、書き出してみて、すべきことを整理しておくことが必要だと思います。

 

マイタイムラインは最近は各自治体で作ったりしてますが、初めての人は下館河川事務所が作った小中学生向けのマイタイムライン検討ツール「逃げキット」がわかりやすいかなと思うので、リンクを貼っておきます。

あとはお住いの自治体のサイトなどを検索してみてください。

 

 

「逃げキット」