約5年前、子育てと両立できる仕事を探し始めた頃の話です。
長男の中学受験が終わり
3人目も大きくなったので、
仕事復帰するため
週に数回のパートを探すことにしました。
それまでの経験と将来を考えて、
業種や職種にはこだわって探すことにしました。
するとドンピシャのレア求人が出て
さっそく応募
主婦歓迎の
オープニングスタッフの募集だったのですが
担当者が私の経験などに興味を持ってくれて、
店のコンセプトなど熱く語ってくれて、
面接もとっても良い感じに進みました
ところが面接の後半で、
勤務時間の確認です。。
私自身、そこが一番ネックで
思わず顔がこわばります
子供に何かあったら、近くにお母さんとか
サポートしてくれる人は
いらっしゃいますか?
「いいえ…」
仕事ですからそれはアウトですよね。。
分かっていたんですがね…
ダメもと!みたいな気持ちで
(往生際が悪いので)
似たような面接をさらに2回ほど経験し…
結局、
仕事内容への拘りはあきらめ、
譲れない条件だけを考えて、
仕事を探すことにしました。
するとまたもやレア求人が出たんですー
大学の研究室でのお仕事でした。
秋の募集は珍しく、
地元では主婦にとって人気のお仕事で、
応募者多数のなか見事、採用されたのでした
『決まった仕事や急ぐ仕事はほぼ無いので
特別なスキルは必要なし』
さらに、
『他部署に聞くなどして
雑務を済ませてほしいので、
誰とでもコミュニケーションが
取れる人。
いちいち指示しなくても
仕事の順番など
勝手に気をきかしてやってくれるような
主婦的感覚のある人が良い』と
イメージされていたようでした。
捨てる神あれば拾う神あり
仕事内容へのこだわりを捨てたことで
主婦としてのスキルを
買ってくださるBOSSに出会い
自分が最もコンプレックスに思っていた
「長い主婦歴」
「特別なスキルなし」
「ちょっと歳いってる」ことで、
人気パートをゲットしたのでした
何を妥協するか に正解はないですが
それも自分らしさなんだと思います。
最初はちょっと悲しい決断もありましたが
少なくとも「子育てとの両立」の為には
本当に都合の良いお仕事でした。
しかも私はこの仕事をさせて頂いたことで
キャリアコンサルタントという仕事に出会い、
情報系の研究室だったのでPCスキルも
人並みには扱えるようになり、
もう感謝しかない転機になったのでした