​ラピッドファイアピストル 


射撃W杯で吉岡大が初優勝


7月18日 大韓民国 昌原市で

日々の努力が報われる瞬間が待っていた


ついに勝利の女神が微笑んだ


吉岡大選手が金メダルを獲得🥇





満点スタートという成績で

パーフェクトファイナルを成し遂げた吉岡選手


世界ランク1位の選手や

メダルを期待されている選手


そんな中でも僕は

誰にもマークされていない


そう語った彼のメンタルは
冷静に挑戦することに集中していた

ファイナル出場前の控え室で一人だけ
入念にチェックを行っていた




彼にとっては初となる国際試合での決勝戦


何度もやるべき動作に集中する姿を

勝利の女神がずっと見ていた気がする



女子種目で速射は3秒間に1発を5回繰り返すが

ラピッドファイアピストルは

4秒間で5的を撃つという究極の種目だ


ここぞという時になかなか外さない



誰にもマークされていないはずが

吉岡選手への注目度は時間の問題だった



他国の選手やコーチ陣が

吉岡選手の勝利を祝福してくれた


私は嬉しくて泣きながら無我夢中で撮影

動画は1分以上続きましたが前半のみを投稿



泣きながら撮影していてブレています



日本国旗が掲げられ

君が代を全身で感じる瞬間は

アスリートにとっては山頂と同じ


辿ってきたあらゆる苦悩と努力が認められ
称賛されることは最高の贈り物である

チームJAPANを
今までで一番感じました
それが結果に繋がったと思う

そうコメントした吉岡選手



個人競技というスポーツの世界で

心から喜びを感じ合える仲間は

当たり前の存在ではないと思う


誰もが自分が勝ちたいし

一番でありたいと思う傾向が強い


しかし本当の勝者というのは

頂点に立てなかった選手まで尊敬している


悔しい思いをした人の気持ちを理解してこそ

それが尊敬に繋がっていく


金メダルは

一人では味わえない


同じ土俵に立つ皆がいてこそ

勝利することができる


感動と感謝の光に包まれて

ISSF World Cup Changwon が終了


吉岡選手の金メダル獲得で

どれだけの人が救われたか計り知れない



そして私も次の闘いに向けて

キュッと身が引き締まる思いです




飛鳥交通株式会社

ライフル射撃 ピストル射手

小西 ゆかり