今月の重要な一つ目の大会が終わりました

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10月15日 千葉県総合スポーツセンター射撃場
全日本ライフル射撃競技選手権大会  25mP60W
結果は6位



都内での練習は絶好調でした

そして選択したのはMorini

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(上がMorini、下がPardini)


私は大きなミスを自ら導いてしまいました

素直に反動を受けられるMoriniの、
トリガーのつけかえ
これで苦渋を味わう結果となってしまいました



練習していて指先が赤くなり痛みがありました

ついている右手用のトリガーは形状が異なります
その為、Pardiniで練習していた感覚で撃つと、
エッジに指が大きく当たり、痛みが出ます


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痛みの原因となるエッジをヤスリで削る

数日かけて試しましたが、
オリジナルのトリガーに付け替える決断をしました

しかしMoriniのトリガーは、
付け替える時に分解が必要です


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このネジだけでは外れない仕組みになっています


トリガーを替えて、
痛みなくパフォーマンスに集中する


銃器やトリガーが変わっても、
自分の撃ち方が明確であれば
それを追求するだけ

そう信じていて決断しました


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来る日も来る日も、トリガー調整に明け暮れ
3度に1度はゲージが上がらない


以前ブルガリアで調整したトリガリングは、
調整ネジが欠陥品で、100発撃つと暴発

国内ではその原因がわからず、その都度調整しました


そして韓国の大会でメーカーにみてもらい、
調整ネジは交換となりました
予備も3つあります

この記憶も蘇り、一抹の不安はありました



しかし、Pardiniに戻すのが困難でした

銃器に合わせた撃ち方になってしまい、
Moriniで練習をし続けたことで
Pardiniの感覚が不鮮明になりました



自分が想像している以上に

グリップとトリガーには
非常に重要な関係性がある事を知りました

パフォーマンスに
そのバランスが影響する

それを理解できたのは試合の前日でした




自らの選択で、自分で自分を追い込んだ状況

どんなに言葉を選んでも
浮かんでくるのは、”大失敗”という文字

不成功

この言葉がギリギリの表現



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調子が良かっただけに、落胆も大きいです



自分で決断した事は、決して安易ではありません
その時の状況を踏まえて信じてチャレンジしています




来月後半の秋季大会の連戦を見送り、ブルガリアに行って専門家に調整してもらえる事になりました

PardiniもMoriniもどちらもお願いしてきます


自分は射手だから撃つのが仕事だと思っても、
国内でそれを管理するのはやはり自分しかいない

けん銃の取扱いには、厳重な法律の壁があります



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この結果を今後どう変えていくか

ギリギリまでに苦しみながら体験した事は
どんな逆境にも耐える自信に繋げていく


落ち込んでるヒマはない
やるしかないです










飛鳥交通株式会社
ライフル射撃 ピストル射手
小西 ゆかり