キットレビュー TGR | kunioh エンタメ日記

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趣味はミニ四駆、ゲーム、デジモノ(主にテレビ)
好物は某所の串かつ
酒は弱い

そんなオッサヌの加齢臭的日常を
つらつら書きます

リニューアルオープン!

こんばんはkuniohです。

今回は久々にわたくし的に刺さるミニ四駆が
発売されていたので
取り上げることにしました。

それは


トヨタガズーレーシング(MAシャーシ)
定価1300円

遂に通常キット初期価格600円の
2倍以上の価格をマークするキットが
発売されてしまった。

しかし、価格だけを見ればミニ四駆としては
高いとの印象を受けてしまうかも知れないが
それは大きなミステイク。
後述する理由を見ればとてもそんな事を
言えるハズがないことがわかるはずだ。
興味があれば是非最後まで読み進めて
もらいたい。

まず第一の特徴だが箱が大きい。


写真ではわかりにくいかも知れないが
通常キットのはずなのにサイズが
「ミニ四駆 スターターパック ブラストアロー」くらいある。
このサイズ感は模型店でも確かな存在感を
放っていた。

次にパッケージ正面が



なんと実車である。
普通ならば組み立て済みキットの写真か
渋めのイラストにするはずである。

そもそもMAシャーシ仕様車は
第一弾のブラストアローからそうであるように
GTカーモチーフ車が非常に多いのが
特徴である。

ブラストアロー
ヒートエッジ
トライゲイル

など枚挙に暇がないくらいだ。
今回のキットはそれらGTカーシリーズの
集大成とも言えるキットなのであろう。

シャーシはブラックのMA。
強化素材でもない通常のMAである。
ブラックというカラーから少しだけ
期待したのは内緒だ。

そして第二の特徴が
ポリカボディということである。

ミニ四駆史上初のブリスターふたつで
構成されたポリカボディは
むしろ本当に必要最低限のパーツ数で
あの複雑な形状のボディを再現した
タミヤの高い成形技術こそが
賞賛されるポイントではないだろうか。

これはシューティングプラウドスター等に
見られる複雑な形状をしている
新ダッシュマシンをだいたい2つくらいの
パーツで再現していたセンスの良さに
通じるものがある。
(ミニ四駆は走らせるホビーであるという
特性上あまりボディを多パーツ構成
にはできない、という制約を
見事にクリアしている。)

そして第三にして最大の特徴が


この盛りだくさんの公式デカール
(シールだが)である。
(右は参考までにベルクカイザーのシール)

恐らくコレには定価1300円中1150円くらいの
価値があるといっても過言ではない。

というのもレーシングカーの公式デカールは
権利料が上がりに上がりこのサイズの
デカールならば2000〜4000円することが
もはや当たり前になっているからだ。
(だからこそ公式企業名を持たない安価な
架空スポンサーデカールという選択肢も
成り立つ、と言える。)

しかも、ル・マン2018で優勝した8号車仕様と
惜しくも優勝を逃した2017年仕様の
7号車とふたつの選択肢があるという
至れり尽くせりである。

公式デカール付きのキットといえば
「トヨタ ランドクルーザー チームACP  パリダカ仕様」が有名だがこちらのキットも
発売されたことで選択肢が増えたという
ところは素直に賞賛したい。
しかもいつでも買える
通常ラインナップであるというのも
非常に嬉しい。

トヨタガズーレーシング(MAシャーシ)は
是非一度ミニ四駆ユーザーだけではなく
モデラー派にも手に取ってもらいたいキット
だと思った。

バンパーレス加工すれば
ディスプレイ用途にしても非常に
見栄えがするはずだ。

というわけで次回以降はいよいよ組み立て。

初めてクソ真面目にレビューしたから
肩が凝って仕方ない。

どうしてくれるんだ!(理不尽)

しかし、ミニ四駆ネタも尽きてきたと
思ったからブログリニューアルしたのに
結局戻ってきちゃうのねw

ではまたー