InDesignの正規表現とか
InDesignの機能って、ものすごく便利なのにその機能名で損しているものが多い気がする。たとえば前回のランキングにも書いた正規表現やデータ結合は、名前だけ聞くと「Excelの入力規則みたいな機能?(それも便利だけど)」とか、「ファイルを結合してくれる機能? 自分はブックでやるからいいわ」みたいに、使い途のなさそうな機能だと思われてスルーされかねない。アルティメット検索置換だとか、イージー自動組版だとか、書店の片隅で1980円くらいで売ってる便利ソフトみたいな名前を冠しても決してバチは当たらないような気がするのだ。少なくともいくらか興味を持って、「ちょっと使い方を調べてみようかな」と思う人が増える気がする。正規表現は使い方次第で無限の可能性を秘めている機能だ。ベタな使い方としては、「本文中にカッコ()が出てきたら、カッコとその中身をゴシックにして」という指示がある書籍組みの仕事があったとしても、カッコ用の文字スタイルを用意して(.+?)と正規表現スタイルを書くだけで、その書籍が1万ページあったとしても一瞬で処理完了。「1桁数字のみ、等幅半角字形の両脇に四分アキを入れて」という指示も(?<!\d)\d(?!\d)という正規表現スタイルを組み込めばちゃんと1桁数字だけに文字スタイルを当ててくれる。全ページ差し替えが来ても、流しこむだけで処理が完了してしまう。基本的な正規表現と簡単なJAVAを覚えるだけで、残業時間と見落としによるミスを大幅に削減できることうけあいだ。正規表現にしてもJAVAにしても、たくさんの書き方を覚えるより、「この作業ってこうすれば自動化できるかも」と考えるクセをつける方が大切な気がする。基本だけでも色々なことが出来るし、やりたいことさえはっきりしてれば、知らないことは調べれば大体のことは見つかるからだ。