協力コ-チの北垣です。

9月の練習についてお話しします。

 

練習計画(失敗例)

 

https://media.toriaez.jp/y2513/2.pdf

 

9月は7月~8月早朝行ったクロスカントリ-による疲労を除去しながら30キロのロ-ド走に移行する時期です。

この2ヶ月間4時間走を7回、3時間、2時間走を各1回 計9回 毎週末休みに真面目に行ってきました。

さすが8月に入り中旬に6回目を行ったときは始める前から疲労感が漂い中止してもいいのではと思いましたが決めたことをこの時期は変えないという考えを優先して無理を強いました。 ロ-ド走は9月10日に第1回を行うことにしましたがその8日前に90分に限定してリフレッシュを兼ねて場所を変え(三木ホ-スランドパ-ク)クロカンを行いましたがそのときの体の重たさは近年こんな感覚あったかなというほど最悪なものでした。例年この時期は20日頃まで残暑もあり体が重たくても月末近くに気温が下がってきたら丁度疲労も抜けて調子が上がっていくことを経験しています。だから9月の最初は体が重いのが当たり前なので気にしなくてもオッケ-なのですがこのときばかりはちょっとやばいかなと思いました。翌日に10.5キロのビルドアップで刺激を入れ2日は休養2日はジョグそしてまた10.5キロビルドアップで刺激を入れ翌日は休んで第1回の30キロを試してみました。そうしたら半分の15キロでストップ。キロ4分50秒を維持するのにも体が重すぎて30キロは持たない。仕方が無いので午後に15キロ最初からキロ5分の持続走を行いましたが走ってても調子が一向に上がってこない。疲労の芯が体内の奥の奥にしっかりと根付いている感覚がありました。

今から思えばこのタイミングで疲労が完全にとれるまで休み続けて疲労がとれてから(たとえ10月にずれ込んでも)2回目の30キロをすれば良かったと思います。しかし当時の思いは夏に蓄えたスタミナを温存してロ-ド走に繋げていく。疲労は涼しくなるに連れ徐々にとれていくだろうという考えが走り16日に2回目、23日に3回目を行いましたが体調は一向に上がるどころか更に疲れが体の奥にこびりついているような感じでした。更に悪いことに23日の30キロは15キロで中止したことから翌日キロ5分で30キロを走っているのですね。9月の下旬にかかる時期にこのような状態だったので一旦週末のロ-ド走を中断し、休養とでジョグで体調を整える。疲労度確認のため5250Mのテンポ走で様子を見るトレ-ニングを約2週間かけてすることになります。

10月からレ-スまでの1ヶ月半はコンディションを整えレ-ス当日にピ-クを持って行く重要な時期になりますが戦略転換を余儀なくされました。次回はレ-スまでの状況についてお話します。

 

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