こんばんは♪

ご訪問ありがとうございます!



関東も、とうとう梅雨入り…
雨ばかりは憂鬱だけど、
紫陽花は綺麗に咲いています!


今月は友人の依頼で
出張ワークショップを予定していました。

人数8名と私にしては多めだったし、
参加メンバーも
都内全域から電車で集合になるので、
どうしようか迷っていたのですが
残念ながら
今回は延期ということになりました。

数名でも不安な気持ちを持つ方がいるより
全員が楽しく参加できた方がビックリマークね。


半年前からの予定だったし、
眺めの良いタワマンでのワークショップ
私も楽しみにしていたのに〜!

残念…ですが、
次回また仕切り直しで。


他にも新しいメンバーで
ワークショップの話を進めていたのですが、
この状況なので
私が重い腰をあげられずにいます。

キチンと対処して先に進めている方たち
たくさんいらっしゃるので、
私も見習わなければ‼︎



自粛期間に入ってからは
Amazonプライムで映画を観たり、
読書の時間もたくさんとれました!

お薦めしたいものは沢山あるのですが、
今回は香りをテーマにした小説
ご案内しますね合格





過去を引きずる主人公の女性と
繊細で過敏な嗅覚をもつ調香師のお話です。

「香りは永遠に記憶される」

調香師のこの言葉がテーマとなる小説。


香りは大脳辺縁系に直接伝わり、
そこに位置する海馬を刺激します。

海馬は記憶を司る部位なので、
香りによって
さまざまな記憶が
呼び起こされる特性があります。


香りの持つこの働きを利用して、
呼び戻される意識下の記憶や
それにまつわる人間関係が描かれています。


登場人物の描かれ方も引き込まれますが、
ハーブを使った料理が数多く登場して
香りも食欲もそそられます…ピンク音符

食べ物やハーブの香り
植物の色
気温や体温や季節の匂い

これらが五感に訴えかけてきて…

小説なのに
嗅覚や視覚を刺激され
食欲もそそられました。

いろいろな意味で
生きていることを考える小説でした。



千早茜さん(著者)の本は
初めて読んだのですが、
色々な文学賞を受賞されている方なんですね!

他も読んでみたくなりました音譜