先日のお昼ご飯はこちら。
京浜急行本線 金沢文庫駅から徒歩13分のところにあります、寿徳庵さんにお邪魔しました。
こちら、寿徳庵 金沢文庫店さんは、大正時代に横須賀で営業をされていた老舗蕎麦屋の寿徳庵の正式な暖簾分け店。
こちら金沢文庫で1975年に開業し、約50年この地で営業を続けている、地域に愛される蕎麦屋さん。
蕎麦粉から作られた手打ち蕎麦が看板メニュー。
その日そばを打つ分だけ毎日製粉されています。
温かい蕎麦やうどん、一品料理やアルコールメニューなどもありますが、原則蕎麦メニューを一品以上注文しなければなりません。
この日はお昼営業の終わり頃に伺ったため、季節のお蕎麦と十割蕎麦が完売していました。
狙っていた韃靼蕎麦があと一人前残っている。ラッキー!
まずは熱々の蕎麦茶がサーブされます。
蕎麦の香りが濃いお茶。
冷やしトマト(200円)
横浜市金沢区釜利谷の畑で取れた冷やしトマト。
シンプルに塩を振っていただく。
トマト、甘い!!
フルーツ?と思ってしまうほどの甘さのトマト。
これは凄い。こんな甘いトマト。はじめて。旨い。
ダッタン蕎麦(1,100円)
蕎麦の色が黄色っぽいですが、契約農家から仕入れている国産の韃靼が使われています。
美味しい!
啜った瞬間、蕎麦の香りが鼻に抜けます。
喉越しの良い蕎麦はツルツルっと啜れちゃいます。
韃靼蕎麦とは
ポリフェノールの一種である「ルチン」の含有量が普通そばに比べて極めて高く、普通そばの約120倍も含まれています。
ルチンには毛細血管に弾力を与え、丈夫にしたり、動脈硬化や糖尿病などといった成人病を予防する効果があると言われ、中国では古くから漢方薬、健康食として扱われてきました。
ツユは鰹出汁が濃いもの。
甘すぎず辛すぎずの良い塩梅。
こちら寿徳庵さんでは、すべてのメニューに、「そばがゆ」の小鉢がついてきます。
ふかふかで優しい味わい。蕎麦の香りも感じることができて、上品。
蕎麦湯は白濁としていてトロリとしています。
濃厚な蕎麦湯。こういう蕎麦湯。大好き。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
寿徳庵 金沢文庫店
神奈川県横浜市金沢区釜利谷東3-16-1