先日の夜ご飯はこちら。



横浜駅から徒歩3分のところにあります豚の味珍さんにお邪魔しました。


創業67年の歴史と伝統を誇るお店です。



豚の味珍さんは、狸小路にある豚専門酒場。


他ではなかなかいただけない豚料理をいただけることができます。



狸小路。白黒ver。今どき珍しい昭和っぽい雰囲気。


狸小路は横浜市の区画整理によって、1956年(昭和31年)に誕生した、現在10店舗程度のお店が立ち並ぶ酒場通りです。



豚の舌と足は他店でいただいたことがあるのでそれ以外を食べてみたいな。


なお、お店のメニューは創業当時からほぼ変わっていないとのこと。



卓上アイテムは、特製ラー油、ニンニク、お酢、醤油、カラシ。そして焼酎用杏シロップ。



卓上アイテムを駆使して、自分だけのオリジナル付けダレをまず作ります。


今回初訪問なので、お店のオススメに倣って、カラシ3杯、お酢3:醤油1の割合で作りました。


後々味変で、ラー油やニンニクを好みで足していきましょう。



ヤカン(450円)


特選宝焼酎マイルド(25°)をコップにヤカンで注がれるのコップ酒。“ヤカン”。


並々と注いでくれるので嬉しい。


焼酎ストレートですが、卓上アイテムのシロップを加えて飲めば、飲みやすくなります。



辣白菜(310円)


ラーパーサイと読み、常連さんからは“ラッパ”と呼ばれるほど人気メニューである白菜の漬物。


白菜に甘酢と辣油で味付けされたもので、酸味の効いたサッパリとした味わい。


豚料理の前菜にピッタリの逸品。



豚耳(720円)


「豚の味珍に行ったら耳を喰え」という評判も多く、早い時間に行かないと売れ切れることもあるこちらの大人気メニュー。



豚耳というと、沖縄のミミガーのようにコリコリとした食感を思い浮かべますが、こちらの豚耳は違います。


柔らかくてモチモチとした食感が特徴的。



美味しい!


カラシ酢醤油に付けていただきます。

醤油ベースの秘伝のタレでじっくりと煮込んで作られているため、下味もバッチリ付いています。酒がススム。

下処理まで含めると、調理に2日は要しているとか。流石に美味い。思わず唸る美味しさ。



豚尾(720円)


いわゆる豚の“しっぽ”。


口に入れて肉部分をモグモグと食べて、真ん中の小さな骨を後から出す食べ方。


まさに“食べるコラーゲン”。身がプリップリ。



豚頭(720円)


いわゆるカシラ。


豚のこめかみから頬にかけての肉。


チャーシュー状に巻かれて箸で持つと崩れるくらい柔らかく煮込まれています。


肉々しい見た目とは裏腹にあっさりとしています。


肉のまわりに付いたゼラチンがモッチリとしていて旨い。



豚胃(720円)


胃は入口と出口では食感質感が異なります。


入口付近はモッチリと柔らかい。


出口付近は、繊維質がしっかりとしていてハッキリとした食べ応えがあるもの。




豚の味珍 公式サイト

から、オンラインで各種豚料理をクール宅急便で購入することもできます。毎年正月に向けてのこの時期は通販も大変人気なのだとか。気になる方は是非。


http://www.maichin.jp


美味しかったです。ごちそうさまでした。


豚の味珍

神奈川県横浜市西区南幸1-2-2 

豚の味珍 食べログ


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