既に現役レベルで使用開始しております古いニッカンのテナーサックスModel20、
Low-C, Low-D♯、つまり右手小指のテーブルキーのローラーが完全に固まっておりました。^_^:
サックス吹きの方なら誰でもご存知と思いますが、このローラーが回らなくてもプレイは可能。
しかし、回らないと速いパッセージに対応できない様な気がする^_^:
そんなに速いパッセージが吹けるわけでもないのだが、、、^_^:
ネジは完全に固着しておりネジ山は既に入手時点で崩れまくり^_^:
外せませぬ^_^
しかし、気付いたらからには回る様にしないと修理人としては、気が済まない^_^
先ずはCRC、、、ダメ^_^:
油に漬物状態にしたいところだが、60年前のものと思われるオリジナルタンポを残したいので、漬物は最終手段にとっておこう。
極細工具と極細刃物でローラー稼働部のクリアランスを少しずつ削って広げる作戦を展開^_^
すこーし、動く様になってきた^_^
おそらく、このローラーの樹脂が経年で油とあいまみれて芯ネジに移行してたのでしょうね^_^:
少し動く様になったので、あとは地道にクリアランスを広げつつ、動かして筒内の異物をこさいで行くしかない。
動いただけでもありがたい^_^
サックスの神様、ありがとうございます♪
