私はハ短調が好きです。好きというかハ短調に揺さぶられます^_^



ハ短調には独特の重厚感とうか重低感があります。独特です、スペシャルです。

この世には12個の音、そして可聴周波数帯域はある程度の範囲となります。

音の組み上げ方や、連ね方で、その重厚感や重低感も如何様にも成るわけですが、

やはりルート〜トーナリティーがCというのが独特なのでしょうか?


例えば

ラフマニノフ のピアノ協奏曲第二番、あの緊張感の張り詰めたイントロに弦低音Cが乗るとゾワワーっときます。

バッハ無伴奏チェロ組曲第五番、冒頭のチェロ第四弦開放のlow C、エンディングの同C、五臓六腑と膀胱が震えトイレに行きたくなるほどです。変な表現ですみません。

いずれも、あのイントロ、、陰鬱でなんだか地底や深海から魔神でも現れるかのような揺さぶり。

ジャズでいうならば、

マイファニーバレンタインなど典型でしょう。なんか暗すぎる^_^:

人生メタクソみたいな感じ^_^:

ベニーゴルソンとアートファーマーのLow Cで吹き始めるウィスパーノット、、、すぐGへ上昇するしトーナルとしてはDmだけれど、頭は瞬間的にはCmですね。

めちゃくちゃクールで陰鬱だ。テナーサックスですとサブトーン醍醐味領域を使用しますのでこれまた聴いても吹いても、身体が振動します。

ソフトリーアズモーニングサンライズも、歌詞の内容が暗く痛々しいが、

ミルとジャクソンがバイブラフォンのLow C鍵盤を叩くと、ドゥワワーーンときますね^_^


楽器の特性と音域の利用範囲で、この陰鬱さが醸し出されるのでしょうが、科学的な理解を超えた部分で何かを感じるのでしょうか、、^_^


そして今というか昔からハマりっぱなしですが、底無し沼状態にハマってるのが、バッハのパッサカリアとフーガです^_^

この時期は、グレンミラー、オールディーズ、バブル期J-POPを聴きこまなきゃなんないのに、、、

やっとローエングリン沼から抜け出たかと思いきや、、パッサカリアに落ちてます。

パッサカリア形式は、定型連続性の覚醒によりまるでファンクのような興奮を覚えます。

パッサカリアとフーガを聴いてますと、なんとジェームスブラウンやマイケルジャクソン、シルクソニックあたりがイメージの中に出現するんです

^_^:


完全に音楽的変態です。^_^:


しかし、少し科学的な見地に立ち帰れば、この世には12個の音しかなく、可聴周波数大域は限られ、またリズムパターンも数十種類しか存在しないので、ジャンルや種別を超えて音楽的エクスタシーが共有、共通するのは当たり前のことですね

^_^


だから、音楽をやる者は、ジャンルや得意/不得意分野に過剰なこだわりや、ましてや勝手な偏見を持ってはいけないのじゃーないかと思っとります

^_^〆

若いとき、、ぼくもそーやったけど^_^: