
画像は、すっかりメイン器となっている正体不明のオールドアメリカンなテナーサックス、通称「プレデター」です。
見れば見るほど惚れ惚れします^_^
私は古臭いのが好き^_^
この二ヶ月程、バスーン(ファゴット)のリペアみたいな作業を通じて自覚しているのは、やっぱり私はエンジニアなんじゃないの?という事^_^:
そんなにスーパーテクニックを持ってるわけではないけれど、サックスあたりの調整作業には技術的思考回路が必須。それに加えて感と経験値だ。
機構設計、構造設計、材料・素材技術、道具工具の使い方等、様々な要素の組み合わせで悪いところが良くなっていく、是正。
まともなところを更に良くする、改善。
理論的にこうすれば良いだろうと推測しやってみたけど、イマイチなので更に加工修正を加えて確認する。
そんなこんなの積み重ねで楽器が良いパフォーマンスをする様になっていく。
練習方法もしかり^_^
理論的に解っていても、実践レベルにもっていくにはそれを実現するための練習方法を考え、試してみて効果を確認する。イマイチなので別の練習方法を組み合わせるなど。
エンジニアというと、凄い頭脳と技術を持ち合わせたハイスペック人間のイメージがあるが、私達の日々の行動の一つ一つもエンジニア的ルーティンを辿っていますね^_^
その過程において経験値が積まれ、「感」が磨かれていく^_^
自然と身体から出る技だ。
何にしても、継続すること、追求することですな♪