
画像は8時間の格闘の末、ファゴットのテナージョイントからやっとこさ抜き出したスワブ(掃除用のクロス)です。
油断大敵、急がば回れ、慌てる乞食は貰いが少なし、、
一昨日、片付けの際慌ててエイヤッとばかりにスワブを引っ張り、引っかかった感触を認識したにも関わらず更に力一杯引いた事で、完璧に詰まらせたのでした^_^:
しかも学校の楽器、、私のものではない、、、
せっかく、きちんと鳴る様になったのに。
ファゴットの整備など過去に経験もなく、木工加工以外の調整はサックスと共通するところもあったけれど、まさかのスワブ詰まらせへの対処には本当に困りました^_^:
最終的には、当該部分のパーツを全てバラし、詰まったスワブをドリルとキリで少しづつ繊維質を破壊しテンションを弱め、最後にエイヤッと引きまして、やっとこさリリース。^_^:
サックスリペアの10倍くらいヘトヘトに疲れました^_^:
心配だったのは組み直して、ちゃんと鳴るかどうか?
恐る恐る鳴らしてみたところ、問題なし。いや、鳴りが良くなった感、音程が改善した感触あり!?
合奏でも鳴らしてみましたが、やはり鳴り、音程ともに改善。
なんなんだ??
考えられるのは、、
詰まり箇所のボーカルを差し込む部分についてこれまでちゃんと見てなかったのだが、スワブのクズを取り去る際に何やら微妙な異物を発見し、それらを丁寧に除去しました。単純なことだけれど、ボーカルが更に1.5〜2mmほど奥に差し込める様になりました。
そそのくらいしか考えられません^_^:
他のパーツはバラして組み直しただけで何の加工もしてないし。。
私はファゴットのリペア専門家ではないけれど、恐らくは、ボーカルが本来のパフォーマンスを発揮できる正しい状態に差し込める様になったという事かなと勝手に考察しております。
まさに、怪我の功名^_^
とはいえ、今後、片付け、管理には気をつけてまいろう^_^