40年前の今日、1985年3月28日(木)、夕方4時頃の寝台列車で東京へ登るため熊本駅を出発しました。
荷物は、オヤジから買ってもらったヤナギサワのアルトサックス1本だけ背負って^_^

熊本駅には熊工吹奏楽部の後輩たち、友人たち、オヤジ、おふくろ、妹が見送りに来てくれました。
サックス1本背負って というのは、その2年前、この世で最も尊敬する先輩M山さんの出発シーンの真似をしました^_^
普通ならスポーツバッグとか旅行ケース等なのにね^_^:

中学の頃から、大人になったら東京かニューヨークに出て行く事を夢見てたので願ったり叶ったりで、意気揚々と熊本駅へ向かったものです。
昭和60年熊工応援団長の電子科同輩K井君が応援、校歌を陣頭指揮してくれた。
後輩達が駅のホームが切れるとこまで走ってくれた。
家族には淡白な挨拶しかしなかった。一番世話になり、迷惑をかけたのにね^_^]

おら、東京さん行って、ミュージシャンになるとた

という無謀な夢を抱いて寝台特急に乗り込みましたな^_^:
発車すると当然、見送りのみんながちっちゃくなってって、しまいには見えなくなりました。
なんとも思ってなかったんですが、暇つぶしに持ち込んだ夏目漱石の「こころ」を読んでおりましたら泣けてきたのを覚えてます。^_^:
やっぱり故郷から離れるのは寂しかったし、上京に不安もあったんでしょう。

すると、車中で偶然、小、中学校時代の友人ヤマモト君とばったり遭遇。
同じく就職上京でした。^_^
この再会がどんなにか嬉しかったことか^_^

あれから40年経ったのかと思いますと、本当に感慨深い。
この40年で何ができたのだろう??
精神年齢も殆ど変わっておらず、
全く成長してない自分に気づく事多々、、、

あれから40年経ちました^_^:

その寝台列車の中で私は18歳の誕生日を迎え、
翌朝、憧れのトーキョーへ到着するのでした^_^

感謝