私の中の名盤のひとつです。

38年ほど前、当時、東京立川市のベーシストのMさんから色んなレコードを紹介してもらいました。
氏はご自宅にLIVEもできるほどのプライベートスタジオをお持ちでした。
その部屋の壁一面に、ジャズのレコードがびっしり。
色々聴かせてくれ、いくつかはカセットテープに録音してくれました。
十代の無茶苦茶デタラメなサックスを吹く小僧にとても優しくしてくれました^_^

その中のひとつがこれでした。
The Meeting
ジャッキーマクリーン、
フューチャリング デクスターゴードン

ジャッキーマクリーンは、当時、富士山山中湖畔のプルーノートジャズフェスにやってきたことで知りました。
デクスターゴードンは、上京一ヶ月後、無我夢中で貸しレコード屋さんで見つけたアルバム「アワ マン イン パリ」で知りました。
両者ともに私のサックスアイドル、神様です^_^

本盤、収録曲の全てがいい!
パーソネルも最高です。
ピアノ ケニードリュー
ベース ニールス ヘニング エルムスタッド ペデルセン
ドラム アレックスリール

いずれのミュージシャンも他界されましたね。

とにかくカッコいいプレイ。
しかし、私は一応サックス吹きですが^_^: このレコード中、一番カッコ良くて痺れるのは、
A面 一曲目のブルースナンバー中の、ペデルセンのベースソロ抜けのウォーキングラインに戻るところだ!
三連符モチーフのフレーズを数回繰り返すペデルセン、そこからのウォーキングベースラインに戻るときの、動き、音使いが、私にとっては、ジャズ人類史上、いや全宇宙におけるジャズ史上、最高峰のソロ抜けフレーズです^_^

なんさん、むしゃんよか(とにかくカッコいい)

この名盤LPレコードを中古品サイトを通じて入手。
長年の夢が叶いました。
余生、この名盤を聴きながら過ごせる事に感謝したいと思います。
^_^