
とあるバンドでお隣に座するアルト女子よりお預かりしたテナーサックス、
セルマーシリーズII、、
先日、見せて頂いたところ、とてもキレイな新品のようなサックスでした。
が、
手に取り、簡易チェックしましたところ、、Low A以下つまり低音部がおかしい。
Low Cまで問題ないとゆーことは、G#キー ^_^:
灯を通さずともわかる程、左テーブルキー操作で浮きを確認。
しかし、
流石、セルマー、
近代セルマーはG#開き止めメカニズムにネジを採用してるので調整はめちゃくちゃ楽チンです^_^
詳しくはわからないけど、パテント取ってるでしょうね^_^
便利ですもの^_^
その方の教え子さんで、ニッカンのサックスをお持ちの子がいらっしゃるとのこと。
私も長くニッカンのテナー(YTS-22)を愛用しておりました。
ヤマハの資本が入り"ヤマハ"に変わる直前のものでした。
品番はヤマハ方式に変わりましたけどね。
このニッカンのG#開き止めは棒状のパーツにコルクを貼り付けてあり、コルク厚またはその棒の回転角度で調整するというもので、これはこれで単純で面白い機構だなーと感じたものです。
古い楽器はコルクかフェルトでバランスとるしかない機構が殆どですかね。
機構設計エンジニア達の発想アイデアやロマンを感じるポイントです。
サックスの構造は、人間社会のバランス構造との共通点を感じることが多いです。(個人的直感)
いとをかし^_^