奥に佇むは、リペア完了後の正体不明なオールドアメリカンなテナーサックス、通称"プレデター"です。
古い楽器はいいですなー^_^

つい先日、ピアニストのカティンさんのニューヨーク滞在の様子を追いかける番組が放送されてましたね。
で、氏が友人ピアニストとアンティークピアノ店で待ち合わせるシーンがありましたが、
そこのお店の古いピアノがすごかった^_^
その風格たるや、、、見惚れました^_^
カティン氏が弾いてましたが、中には本当に音色もレトロなピアノも^_^

古い楽器はいいですなー^_^
私はミーハーなので見た目から入るタイプ^_^:
マーク6も見た目的にラッカーのハゲ具合で判断し購入したもんです^_^
昨年リペア完了し、今2つのドンバで使っているイタリアの古い楽器イダマリアも、
幸運なことにほぼノンラッカー状態でした。こいつもセクシーです^_^
そして、このプレデター、
私のとこにやってきたときは、やけに金色がかった古臭い状態でしたが、どうやらディスプレイ用に組み上がったまんま塗料吹き付けられた様でした。
剥離剤で剥がしましたら、びっくりするほどのラッカー塗料がブクブクと浮き上がってきてグロテスクでしたねー^_^:
しかしその工程を終え、かの様に本当にビンテージな風合いとなりました。
構造的にも古臭くてセクシーですな^_^

単に古いというわけではありません。
当時はまだまだ量産効果によるコストダウン的考えがあまりなかったのでしょう、
一つ一つのパーツがしっかりしてるのだ^_^
バネやネジ、軟物は経年劣化でボロボロ、もろくなってますが、
造りがしっかりしてるし、管体自体もしっかりしてます。
だから鳴るんだろーなー^_^
もう他人様のもとへ行ってしまいましたが、昨年リペアした中国の古いテナー、PARROT6435も造りはしっかりしてましたので、凄い鳴ってたもんなー^_^

私のビンテージ〜オールドサックス愛は益々強くなる一方です。^_^
古い奴だとお思いでしょが、紛れもなく私は古い奴です♪