The Great, Btddy Tate
このアルバムを買ったのは1985年、つまり上京後すぐくらい。
とにかく、ジャズをもっと知りたくて当時18歳の私は、レコード屋さん、貸しレコード屋さんを渡り歩いたものです。^_^
若かったのぉ^_^

バディテイトはカウントベイシー楽団でも活躍、テキサステナーの大御所だ。
このレコード、リズム隊がこれまたゴージャス。
ミルトヒントン(B)
ハンクジョーンズ(P)
メルルイス(Ds)
ジャッキーウィリアムス(Ds)

さてさて、
何気にジャケット眺めてましたら、、、
昨今、蘇らせた正体不明のオールドアメリカンなテナーにクリソツではないか??
Low B♭、Low Bの低音キーが2つとも裏側にある点や、
微かにみえるLow C、Low D#のキーガード、
2番管とグーズネックジョイント部のデザイン、
グーズネックのオクターブキーの形状等など
デザインの流れが似てる気がする^_^

ネックの下に変形防止の支柱っぽいパーツがあり、これは明確に違うけど
よくみると、てんこ盛り半田付けのように見え、、これ、後から追加したんじゃなかろうかと思われる。

とはいえ、いずれにせよ私の手元にあるその楽器"プレデター"は、
なんさま、、彫刻、シリアルをことごとくグラインダーで削ってあるので、
これと全く同型のサックスがない限りわからん^_^:

しかし、この正体不明感がたまらん^_^
何かしら異質の物語を背負った楽器じゃないか??
とサスペンス、スリラーを感じるのです^_^
私なりのちっぽけなロマンですな。
フィンガリングに難ありますが、いい音します^_^
見た目も古臭くて良い♪♪♪

こうなってきますと、私はやっぱり、、現代の、新品の楽器にほぼ興味、関心が湧かないわけです^_^:
これが私の性^_^