
画像の赤いサックスは紅子ちゃんこと、ケルントナーのアルトサックスです。
インターネット販売サイトや中古品販売サイトで格安で多数出てますね。
新品でも安い!!びっくりするほど安い。
私達がセイガク(学生)の頃は安いものでもヤマハやヤナギサワのステューデントモデルで10万以上してました。
ところが昨今は3万そこそこで新品が買えるようです。しかも付属品諸々付いてるみたい^_^
なぜそんなに安いのか??
昨年は、スクラップ寸前のもの、古ーくて年寄りなもの、放置され動作しないもの、某国の廉価版等を生き返らせるリペアを中心にトライしてきました。
そんな中のひとつがケルントナーでした。^_^
この紅子ちゃんも前オーナーさんが8年程倉庫で眠らせてたとゆーものでした。
当然、まともに吹けませんでした^_^:
大抵、長く放置しとくとちゃんと吹けない楽器に変わっちまうのがサックスの特色のひとつとも言えます。
ところが、、、
このケルをはじめC国等で生産される製品の多くは組み立てただけのレベルの楽器が多いらしい。(噂です)
調整が施されてないので、まともに鳴らない。
国内の楽器店の店頭にもこれら廉価版が新品格安で並んでるけど、
やはり調整せぬままとゆー話を聞く。。。
ある意味、当然です。^_^:
もし、そこに店舗のエンジニアの調整〜技術力が投入されたならば当然、販売価格に転嫁しなければならなくなる。
格安で販売するにはそうするしかないですね^_^:
で、リペア作業を通じてわかりましたが、、、かなり手間かかる。^_^:
勝手な想像だが、、、おそらく他社コピー設計なので、きちんとしてない部分が多い。
さらに個々の部品品質もバラツキ多く、下手すると破損する、
このような状態なので、販売前に調整するとなるとコストアップとリスクを伴うんでしょうな^_^:
なので、それらを購入した方々からと思われるが酷評が多いみたい^_^:
しかし、当然ですが手をかければ、そこそこ吹ける、てゆーかまーまー吹ける楽器になるということがわかりました。
老舗メーカーのものと吹き比べると、やはりストレス感じる部分はあります。
でも、その楽器ばかり吹いてればおそらく慣れも伴い、まーまー使える楽器となりましょう^_^
画像の紅子ちゃんは、おかげで普通に吹けるくらいに仕上がっております。^_^
音程悪いけど^_^:
だから、これからサックスを始めようと思ってる方、楽器を買おうとしている方、安易に購入するのではなくしっかり検討してもらいたいなあと思います。
楽器はパートナーだからね^_^
さーて、このケルントナーの紅子ちゃんは某ライブハウスに寄贈しようかな^_^
迷惑がられるかもですね^_^:
赤くて可愛い子だけど♪