
段々と熱くなるお湯につかっているカエルさんが、そのことに気づかず茹で上がってしまう
このブログにて過去に何度か「リードを3年ほど買ってない~使用後の洗浄で長持ち~」という記事をしました。
間違いではない。。。
けれど、いつの間にかリードの腰がヘタってしまっていたという実体験です。
先日のスーパートップコンサートにて、早朝より昼頃までずーっとゲネプロでした。リハなのに結構、リキんで吹きました。
休憩突入後もずーっと楽屋で基礎練習をしておりましたが、ほんの10分ほど間を空けて吹きなおしたところ、音が出らん?!
「あれ?」
と思い、その日順繰り順繰り交換していたリードに替えて吹くも、、、音が出らん。
シングルリード奏者の方ならお解りになると思うけど、リードがマウスピースのレールにペタッとくっついて全く振動しない状態。
しかも、どれに替えても同じ状況。。。
どうやら一気に、腰が折れる瞬間が訪れた様でした。このような体験は初めてです。(^^;)
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おそらく、新型ケロナブーム以前より新規購入していないので3年以上、5枚のリードで過ごしてきた。
持論である「使用後、泡石鹸による洗浄とテイッシュによるシゴキ」で、本当に長持ちしました。それは事実です。
しかし、、、リードは自然素材(葦)だ。いつかは組織が崩壊してくるものです。
あまりに長持ちし過ぎて、、一気にその時がやってきたのでしょう。
幸い、一枚、常用のリードではないタイプが鳴ったのでそれで登板できましたが、、、まー、ぶったまげた(^^;)
ひょっとして一生もつんじゃ?と思ってたが、やっぱり着々と繊維組織の弱体、崩壊は進行してたんですね。
まさに茹でガエル。
で、新しいリードを久々に購入しました。
新しいのでやっぱり少し硬いが、鳴りが違う。音程が合う。フラジオが当たる。
周囲に迷惑をかけていたんですね、、、猛省。
私はリードの専門家ではありませんが、今回の茹でガエル事件をもって沢山のことを学びました。
腰砕けリーズに感謝せにゃいかんですね。(^^;)