
先日、星に願いをというタイトルで記事しましたが、、、不覚にも昨夜が皆既月食とは知らずにのほほんと過ごしていましたが、
ラッキーなことに直前に知り、その経過を観察することができました。やっぱり映像等でみるより、ボーっと肉眼で観るのが良い。
完全に食する瞬間を観ることができました。440年ぶりとか言ってましたな。ということは、前回は戦国時代真っ只中だったということか。
そういえば、月食などの天変地異を題材にした忍者映画や小説があったような気がする。
さて、日本語は美しい、優しい。
おつきさま、
おほしさま、
おひさま等、天体に「お」と「様」をつけて読んだりする。
英語なんかでも「Mr.Sunshine」とか「Ms.Moonlight」という風に、人を例えて表現することもあるが、
日本では天体そのものをそーやって呼ぶ。なんだか可愛らしくて優しいですね。
そんなロマンチックなメルヘンチックなことを考えつつも、月が完全に隠れる瞬間には地球がどんだけの速度で太陽の周りを公転してるのだろうか?とか、
地球の自転速度はどんだけのスピードで周ってるんだろう?
冥王星食もこの後起こるらしいが、冥王星ってどのくらいの距離なんだろうなどと、ちょっと科学的な事も考えながら眺めた。(^^)
「2001年宇宙の旅」の続編的映画で2020だか20〇〇年だかあったけれど、確かあの中に登場する星は冥王星ではなかったか?
いや違う、あれはエウロパだったな?とか、そんなSF的なことも考えながら眺めた(^^;)
でも最終的には隠れたお月様に向かって手を合わせ、平安で幸せな日々が暮らせるようお祈りしました。When I wish upon a star.あるいはFly me to the moon.だな。
さて、私のマーク6のコルクを張り替えました。
もうずいぶん、硬くなってそして圧力で薄くなってマウスピースがガパガパユルユルでした。
コルク貼り替えはサックスメンテナンスの中では比較的簡単な作業だ。コルク厚の調整は地道で手が疲れる作業だが。
おそらく、この楽器のコルクは一度も貼り替えされてなかったと思われた。
もしそうだとするとこの楽器は1971年製だから51年ぶりのNewコルクというわけだ。440年ぶりの昨夜の皆既月食なみの歳月と思われる(^^;)
お陰でかなりタイトにマウスピースとネックがドッキングするようになった。おそらくは微細な息漏れもしてたのでしょうね、、
フラジオが出やすくなったような気がします。
気分的なもんだろうとは思いますが、音の密度も濃くなったような気がします。
おそらく「気」がするだけでしょう。しかし、これが楽器を大切に扱う意味だと考えます。
私、意外とモノに精神が宿るということを信じていないようで信じています。
大事にすると反応してくれるような気がします。生物は無論そうですが、掃除機とかドライバーとか車とか椅子とか、すべて物質はなんらか精神が存在していると推察しています。
だから、モノでもなんでも粗末にしてはいかん
きっとバチがあたると思います。
科学と非科学の境目がわからんごつなってきたので今日はここまで(^^;)