
後輩が所有するCONNがやってきました。やってきたというより自ら申し出て預かりました。
後輩といっても自分の娘くらいの若い子ですが、勤務先の部活でジャズバンド活動をしているらしく、嬉しいことにそこの先輩の影響か?ヴィンテージに手を出した(^^)
入手時はメタメタ状態だったらしいが、楽器店に調整依頼しなんとか吹ける様になったらしいけれど、、、
その後放置してたら、「なんかおかしくなった」とのこと。(^^;)
そうなんです、楽器は、とりわけサクソフォンは悪条件でなくとも放置すると調子狂います。
オークションサイト等で処分を考えていたそうですが、私を含め熊工サックスの諸先輩方より
「ちょっとまったー!!」
が入った。(^^)
そうして、私の手元にやってまいりました。
幸い、劇的に変なところはない。
タンポは良いものに先の修理時に交換されている。
但し、閉じ不全が複数個所あることが判明。
しかし、これはおそらく調整~比較的軽作業で治りそうです(^^)
元気な状態にして、後輩へ帰す。そして、他の楽器とともに可愛がって欲しいというのが私の願いです。
まだ、音を出してませんが、きっと良いサウンドが出ることでしょう。
ヴィンテージは良い、旧品はよい。
私は自動車業界長いですが、やっぱり旧車が好きです(^^)
経済的理由で、とてもじゃないけど旧車は持てません(^^;)
しかし、旧車を見かけるとただただ見とれ、そして物思いにふける。
個性豊かだった時代のクルマ、、、当時の開発設計者、あるいはデザイナー達に敬意。
同じようにヴィンテージ楽器もそう感じます。
きっと現代の新しい楽器のほうがめちゃくちゃ品質は良いんだろうと思います。
けれど、歴史や時代背景を思いながら、感じながら旧品に触れることが至極嬉しい。
後輩よ、待ってろよ
この楽器、バリバリブリブリにして帰す(^^)