
鎌倉幕府が立ち上がる頃、「文武両道」というフレーズをよく歴史の授業で耳にしました。
ジャズとクラシックの両道(J&C両道)、、、ここでいうクラシックとは原曲~楽譜に忠実なプレイをするということ、ジャスとは原型残しながらも自由に創作するということ。いずれもあくまで私の個人的解釈というか感覚、勝手な定義です。
だから、ジャズっぽい楽曲でもぜーんぶ譜面通りに演るのは、たとえば音符に書いてあるアドリブソロっぽいのを吹いたりするのは”クラシック”ということになる。
演歌みたいな曲でも毎回違う歌いまわしで歌うなら”ジャズ”ということになるし、バッハのバデイネリを吹いてて途中でインプロヴァイス混ぜたりしたらこれも”ジャズ”ということになる。
(繰り返しますが、いずれもあくまで私の個人的解釈感覚、勝手な定義です。)
高校生の頃、ほんの1年半の間にギター→ベース→コントラバス→ファゴット→サックスと楽器変遷したその頃からJ&C両道のポリシーを自分なりに守っている。
ながーく音楽活動をやっておりますと、いろんな編成の楽団の中で様々なジャンルの音楽を演ることになります。
その際、演奏スタイルやあるいは音色、吹きまわしなどバリエーション豊富でないと、それぞれの楽曲のムードやフィーリングを醸し出すことができなくなり、へんてこりんになります。
ただでさえ下手なのに、音楽にそぐわないヘンテコリンな演奏をしていたら、業界から淘汰されてしまいます、、、(^^;)
「郷に入っては郷に従え」という諺がありますが、音楽表現もそれが必要。
自分の中に演奏モード切替スイッチをもっていて、楽曲に応じて、あるいは同じ楽曲の中でもその部分部分のムードに応じて臨機応変にプレイモードを切り替える能力を持っているか否かでその演奏家の魅力が変わりましょう。
死ぬまで、
ボケるまで、
このポリシーに基づいて演っていきたいとしみじみ思います。
その為には、
一に練習、
二に練習、
三、四も練習、
五も練習
基礎練習と応用練習が欠かせません(^^)