お預かりした60年以上前のものと思われるニッカンModel20、
生き返りました(^^)
なんせ、リーマン仕事の合間に作業したのでエライ時間かかりましたが生き返ってとても嬉しい。
なんとなく期待はしておりましたが、よーく鳴る鳴る♪♪
古い割には、外装状態の経時変化あるものの結構ラッカーがキレイに残っており、その色合いが黄色というか濃い金色っぽくて美しい(^^)
この時代の後のヤマハ合併後のYTS-22を以前所有しておりましたが、22よりもこの20のほうが例えばG#キーの開き止め機構などメカニカルな構造となっています。

工程にて苦労したのは、トーンホール、タンポ皿の平坦度合いが悪かったところ、
タンポのサイズが、現在入手でいるタンポと若干違っていたところあたりかな(^^;)
いずれも何とか加工で克服。
(交換前のタンポは、某有名メーカーのチョコクッキーOLEOみたいになっておりました。ある意味スゴイ外観だった)

再低音までブオーーーー、ズズズズーンというサブトーンが響き、とてもセクシーな音が致します(^^)
ネックのコルクがもう既に組織が完全にイカレちまってますので、これを近日交換し外形寸法調整したらオーナーさんへお返しする予定。
なんだかちょっと寂しい気が致します。(^^;)

現代の新品楽器も良いですが、私はやっぱり古き良き時代の楽器が好きだ。
愛せる(^^)
Model20、元気でな
また調子悪くなったら、私のとこへおいで♪♪