預かり、調整中のニッカンModel20のケースに入っていたマウスピース、
「セルマーソロイストD ロングシャンク」
縄文式模様(縄目の模様)が美しい(^^)

普段殆どラバーのマウスピースは吹きません。持ってない。
だいぶ前に、ジョシュアレッドマンさんの真似をしてリンクのラバーを買ってみたものの、なんだか吹きこなせなく、、
その後、やはりだいぶ前にお茶の水のイシバシさんで中古のモーガンエクスカリバーを見つけ購入、これはなんだか良かった。しかし、お金に困り売却、、
その後、ジョーヘンダーソンさんやケニーギャレットさんのの真似をしてソロイストEショートシャンクを買ってみたが、やっぱり吹きこなせなく、、このマウスピースは過日記事のニッカンYTS-22の現所有者に譲った。
以来、ずーっとリンクかメイヤーのメタルを使ってました。

ひょんなきっかけでこのModel20を預かったが、同居していたこのソロイストDを吹いてみたら、なんだか気持ちよい吹奏感。
Model20の整備もほぼ終わり全音域出るようになったのでこのマウスピースで試奏してみたところ、本当に良い感触!
とくに、テナーは低音域のサブトーンが醍醐味ですが、これがまた、気持ち良い!
「ブオーーー、ズズズズーーーーん」
と、野太いサブトーンが出る。
蘇ったModel20の特性も相まってるのかも知れんが、とにかく今まで私がもっていたラバーマウスピースの先入観をひっくり返すようなトーンです。
先のモーガンエクスカリバーと似た様な図太さがある。高音域はスイートな感じ。
そうして、このルックス、
おそらく還暦クラスのオールド品、、キャップもそうだが、このリガチャーの蝶ネジのデザインが古さを醸し出しております。

Model20の再生も終盤、
あとは、コルクやフェルト等の緩衝材部分を修正し、余計なノイズを可能な限り消せば一定の完成レベルに到達。
オーナーさんに吹いてもらうのが楽しみです(^^)