知人から預かったというか、こちらから申し出て預かりました。
ジャパンビンテージ、ニッカンテナーサックスModel20。
60年以上前の楽器と思われます。

大昔、中学生時代に吹奏楽でテナーを吹いてたという方が、そのまた知人の方のおうちに眠っていたこの品を譲ってもらったそうな。
吹けなくても良い、飾っとくだけでも良いとのことでタダでもらったそうです。
これまた、たまたま私が訪問した際に「ちょっと見てみなっせ」と言われた。倉庫から運んでこられたその楽器ケースの古さに何かゾクゾクッとするものを感じたが開けてみるとなんとニッカンModel20!!
東京時代、晩年はニッカンYTS-22を使ってましたが、それよりもっともっと古いものだ。
もちろんHigh-F#キーなし。
左手小指のテーブルキーはCONNの様な構造だ。
吹いてみると、オクターブKeyを押さないラとシ、かろうじてソが出るくらい。
いくつかのキーはタンポも剥がれてない有様で非常に状態が悪い。
一旦、そこを退散しましたが、、、数日後、どうしても「あいつ」をどうにかしたいという願望を払拭できず、、、思わず氏に電話。
「私に、しばらく預けてください」
サックスのメンテナンスは、分解清掃やオイル給油くらいしか自分でやったことないが、
再生にトライする
これが私の性(サガ)なんだな
(^^;)