左手の麻痺が出始めてから23日目。

まだまだ不自由だけど、超省エネフィンガリングに挑戦中。
サックスはそれをもって挑戦になるが、、、パソコンのキーボード打ちはづらい(^^;)

さて、リハビリ基礎練習と並行し、なるべく感性を高ぶらせたいと思い自分にとって刺激のある音楽を聴いています。
といっても、真新しい楽曲でもなければ、突拍子なもんでもない。

①スコット・ハミルトン、1982年LIVE in Tokyo
②ハリー・アレン、First album??
③佐村河内守(あえて)、交響曲第一番「ヒロシマ」

①は上京する直前の高校3年の頃、毎日のように聴いていた。オーソドックスなスタイルだが、音色が色っぽい。
②は随分後になってから入手したが、これまたベン・ウエブスター的音色を醸し出すところがエロい。
そして、今、一番感情を揺さぶるのは③だ。
戦争体験も無ければ、被爆体験もない私だけれど、、
世界で唯一の核兵器被爆国の国民であり、戦争のことは映像や書物で沢山知り得たものがあり、
ついつい聴きながら色んな情景をそれに当てはめたりするものだからハンカチ無しでは聴けない。
いろいろ騒がれたけど、素直に聴いて泣ける、感動する超大作だと思う。
確かに、ブルックナー、マーラー、チャイコフスキー、ショスコービッチら大作曲家らのエッセンスが多々盛られてるけれど、
それはそれで、オーケストラや吹奏楽で頑張る人々にとってはとっても優れた学習教材でもあると思っちゃう。
世界初録音は大友直人指揮、東京交響楽団でアーテイスト的にこれまた申し分ない。
とにかく、泣ける、涙腺崩壊させる作品だと思います。
長いけど、第一楽章から第三楽章までぶっ通しで聴くことをおススメします。
特に圧巻は、最後6分間。
これを聴くと、
どんなにどん底にあっても絶対に立ち上がるんだ!!
という気持ちになれるのです。
いろいろ世間をお騒がせしたし、作品自体への評価も様々(どちらかというと酷評多いような・・・)なようですが、私は素直に大好きです。
今や、モツレクやラ・ヴァルスを超えて私の中で世界で一番好きなクラシック作品となりました。
さあ、
一に練習、
二に練習、
三四も練習、
五も練習
ありがとう、佐村河内守先生、新垣隆先生♪
それでもいいじゃねえか
(^^)